国家資格の受験資格って、何で廃止できないのですか？

Question

国家資格の受験資格って、何で廃止できないのですか？国家資格って、その専門知識を問うものだと思います。
教養なんかは一切無関係でいいと思います。

医師は、実習も重要だから、医学部卒業を受験資格にするのもありだと思いますが・・・

なので、年齢や国籍以外の受験資格は廃止すべきだと思います。

資格取得は、専門的知識を問うもので、合格した後は自由に競争すべきだと思います。

今でも、ほとんどの国家資格は受験資格がありますよね？
何をそんなに守りたいのですか？

補足

行政書士の場合、１０年くらい前に受験資格が撤廃されて、
試験の難易度は合格率も３％台にはね上がりましたが、逆に、合格者の質は高くなって良かったのではないでしょうか。

税理士試験は、大学・短大での単位がないと簿記１級とかがないと受験できませんが、
経理に興味がなく、例えば、不動産屋や相続税、酒造メーカーが酒税、小売業が消費税法等、を
勉強して、その証明の為に受験しようと思うことだってあると思います。

Answer 1

補足に対してです。

結局行政書士も、合格率を上げることによって人数を制限している点では同じだと思います。でも実際は持っていても働く機会が無いとおっしゃる方が殆どですよ。

税理士試験の件に関しては、不動産屋さんが相続税を、酒蔵メーカーが酒税を学びたければ、学べば良いと思いますが、そこに税理士資格は逆にいりませんよね？

酒蔵メーカーの方が酒税法だけで税理士免許を取得して税理士の仕事をしたら、税理士さんの仕事はどうなりますか？酒税法は判っても、所得税、法人税、消費税、国税徴収法、財務諸表論、簿記論は勉強しなくて良いでしょうか？

国として、国家の仕事、特に資格、免許による仕事は守られなくてはならないものと思います。
資格を取っても意味のないものであれば、誰も資格を取りたいと思わなくなってしまうのではないでしょうか。
例えば、折角税理士の資格を取ったのに、酒屋の親爺さんも同じ仕事が出来ると思ったら空しくないですかね？

はっきり言いますと、誰でも取れる資格では困るのだと私は思います。

多分受験資格関係なく受験できるのであれば、あまり資格が意味を持たなくなってしまうことや、有資格者を保護するということが難しくなってくるのではないでしょうか？

例えば、資格のハードルが低くなり、本来資格を得られなかったはずの人が有資格者としての仕事をする、そのような人が沢山出る、その資格で就く仕事の質が低下する、資格者が余っているので給与が低くなる、なかなか就職する機会が無くなり、折角資格を取っても就職の時の倍率が高くなり、結局資格が生かされないなど。

なので、ある程度、受験資格を設けて人数を絞ることも必要になってくるのだと思います。

Answer 2

あなたは受験できますよ。
司法試験だろうが、第一種電気主任技術者だろうが、通訳案内業だろうが。
受験できなくて困っているのは何の資格なのでしょうか？

Answer 3

資格のリストを見ると、特に受験資格のいらない国家試験のほうが
多いくらいだと思いますが…。

あえていうなら、一定の学歴や要件を備えていると科目免除が
受けられたりする場合が多いことくらいでしょうか。

教養などは一切無関係でいい、とおっしゃいますが、仕事をするためには
専門知識だけではダメな場合が多いのです。
いろいろな知識や教養が土台としてあったうえでの専門知識ですからね。

それに、現在でも資格取得後その資格を活用できるかどうかはその人
次第です。
弁護士さんあたりも今は大変だと聞いております。