国家公務員試験を二種や三種で受けっても官僚になることはできますか？

Question

国家公務員試験を二種や三種で受けっても官僚になることはできますか？

Answer 1

みなさんは

官僚＝国家公務員Ⅰ種採用の役人

または

官僚＝キャリアの役人

と思っていると思いますが全く違います。

官僚＝行政職国家公務員（労務従事[警備員やボイラーマンや運転手など]者は除く。）を言います。

だから国家公務員Ⅲ種採用の役人でも「官僚」です。よって世間で言われている「官僚」は「キャリア」のことを言ってますが、官僚同士･･･職場では「キャリア官僚」や「キャリア」と呼びます。

キャリア＝国家公務員Ⅰ種採用の役人

また国家公務員Ⅱ種採用は「準キャリア」と呼びます････なんてそれはウソです。国家公務員Ⅱ種採用の人に「準キャリア」とは呼びません。ただの「Ⅱ種」や「Ⅱ種採用」と呼び、また別にⅡ・Ⅲ種採用または選考採用（警察で言えば地方採用警察官が警察庁に選抜され国家公務員として採用された警部補以上の職員）の役人は「プロパー」とも呼んでます。

Answer 2

「官僚」という言葉をどのように理解されているのが具体的に説明いただけないと、回答できません。
本省の課長以上というように理解されているのなら、一応可能（チャンスはある）と回答いたします。
但し、世間一般では、「官僚」とは国家公務員全般の呼称であり、本省の課長以上は高級官僚というふうに呼称しているのではないでしょうか。
このような質問をされる際には、言葉の定義を明確にしてください。

Answer 3

Ⅱ種についてなら中央省庁に行ける可能性はあります。（ですがほんの少数です）

Answer 4

これからは、何種、何職で入っても出世できるようになりますよ。そのためにわざわざⅠⅡⅢ種を廃止して総合職、一般職、専門職に再編したわけですから。

今でも本省課長級や地方支分部局の長や管理職になっている人はⅡ種Ⅲ種でも結構います。

そこまで行けば立派な官僚です。一々、キャリア、ノンキャリアの名札や制服を着てるわけでもないし、一般の国民から見ればわかりません。実は財務省なんかも数からいえばキャリアなんて一部でノンキャリアばかりですが、皆偉そうにしてますよ。

そして、今後ますますキャリア以外からの幹部への登用が増えることは間違いありません。