実務上フォーフェイティングとは、支払猶予期間付きL/C(ユーザンスL/C)を、銀行がL/C受益者(通常は輸出者)への買い戻し請求権を放棄して買取ることと考えて差し支えありません。 フォーフェイティングを利用する場合、当該L/Cに輸出手形保険を付保する必要はありません。 一方、L/Cを伴わない支払猶予期間付の荷為替手形を銀行が買取る場合、これは「D/A手形の買取」と呼ばれます。 実務上、D/A取引を要求してくるバイヤーは、取引銀行にL/C開設を受諾させられる担保すら所有していないなど、財務状況が悪い場合が多いので、銀行も簡単にはD/A手形の買取に応じません。 「ダンレポート」など国際信用調査会社の審査を事前に必要とするばかりでなく、審査に通って銀行がD/A手形の買取に応じるとなっても、金利が非常に高くなったり、支払猶予期間を短縮するよう銀行から要請されたりします。 ジェトロ フォーフェイティングの解説 http://www.jetro.go.jp/world/japan/qa/export_07/04A-010715 三井住友銀行 フォーフェイティング http://www.smbc.co.jp/hojin/international/forfeiting.html
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