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簿記論の割賦商品販売の問題で、その考え方について疑問があります。

簿記論の割賦商品販売の問題で、その考え方について疑問があります。次の割賦販売取引(当社は回収基準・未実現利益整理法で処理) があったとします。 ①当期、1,000円で商品Aを仕入れる。 (仕訳:仕入1,000/現金1,000) ②当期、割賦契約で、 A商品を10,000円で販売することとし、 商品を顧客に引き渡す。 (仕訳:割賦売掛金10,000/割賦売上10,000) ③当期末時点で全額未回収。 (仕訳:繰延売上利益控除9,000※/繰延売上利益9,000) ※10,000×利益率90% 上記の取引の場合の、 それぞれの時点での仕訳は合っていますか? 仕訳があっている場合、 当期純利益がゼロ (割賦売上10,000-繰延売上利益控除9,000-仕入1,000=0) となるのが納得いきません。 商品がなにも売れていないので、 当期は、仕入原価分の1,000の当期純"損失"になるとしか 考えられません。 "商品を引き渡した時点で原価分が利益になっている"と考えるのでしょうか? (そのように考えるのが正しいのであれば、そのように考える理由も教えてください。) だれか分かりやすく教えてくださいーー(><)

補足

うーん、そもそも、なぜ"利益率90%"のみを控除するかが分かりません。 全額未回収という意味では、割賦売上は全額実現していないことになるので "利益分100%"(10,000円)を控除すべきだ、と思うのですが。 「債権を得たということで、実現の要件を満たしている」と回答にありますが 要するに「商品を引き渡した時点で原価分が利益になっている」 ということでしょうか? であれば、その理由をもう少し詳しくお教え頂きたいです(><)

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回答(3件)

  • ベストアンサー

    混乱してる原因は 決算時の繰商、仕入の戻入れを忘れているからです。 この状況ならば、②③の割賦売上をしていないで ①の仕訳だけで決算が来てる状況を考えて下さい。 この場合、仕入をやっちゃったから損失1000でしょうか? 期中仕訳 仕入 1000 / 現金 1000 …① 決算整理仕訳 繰商 1000 / 仕入 1000 で当期のP/L上は利益0になります。 損失は出ていません。 三分法だとこの決算仕訳を忘れやすく混乱しているのだと思います。 割賦売上はこの状況でさらに仕訳が追加されるだけですね。 未実現利益控除法は あくまでも販売基準と回収基準で ズレてしまう利益を調整しているだけです。 期中は販売基準と同じ仕訳をやりますが 決算で利益だけ調整しようというのが目的です。 このまま販売基準だと 繰商、仕入の戻入れの必要がないので 仕入(売上原価)1000、売上10000 で利益9000になっちゃいますが 回収基準だと まだ何も起きていない状況です。 つまり、仕入(売上原価)0、売上0 (商品は売上原価にはなっていなく、期末商品の状態) このズレを調整したいと考えているから9000を調整するのです。

  • 自分で、ミニ損益計算書を作ってみると、スッキリすると思いますよ。 質問者さんの考えだと、なにも損をしてないのに、 利益がマイナスになってしまいます。 回収基準・未実現利益控除法は、 商品をを引き渡した時に、売上は認識するが、 未実現の利益は抜く、未実現とは、未回収の部分。 という方法です。 商品を引き渡した時点で原価分が利益になっている ではなく 利益は、収益と費用の差額です。これは絶対に変化しません。 仕入は 保有している時点では商品(資産)ですが 売った時点から売上原価(費用)になります。 なので 商品を引き渡した時点で原価分が売上原価になっている です。 PLで説明すると、引き渡した時点では (未実現利益を控除していない状態) 割賦売上10,000 △当期仕入1,000(売上原価) ━━━━━━━ 売上総利益9,000 となっているわけです。 利益分100%(10,000円)を控除すべきだ ではなく10,000は売上高です。 利益は9,000しか計上されていません。 利益分100%は9,000って訳なんです。 未実現の売上を控除するのではなく 未実現の利益を控除するという方法だという事をお忘れなく。

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  • 10,000の割賦利益のうち控除控除されたものは9,000です。ということで、当期の割賦売上はPL上1,000残っています。 そして、その割賦売上1,000と当期の割賦売上原価1000を相殺して、利益ゼロとなります。 したがって、当期に控除した利益は10,000のうち9,000であるというところがミソですね。 一応、実現しているんじゃないですかね。だから、売上計上していいのだと思います。商品1,000を引き渡して10,000円の債権を得たということで、実現の要件を満たしていると思います。ただ、その認識基準を回収基準にしているに過ぎないのです。 回収基準における利益認識にするため、便宜的に利益を繰延ているということでしょうね。 補足より 要するに「商品を引き渡した時点で原価分が利益になっている」 ということでしょうか? その通りだと思います。 あなたの疑問は確かにわかります。回収基準だから実現していないんじゃないか?→なぜ売上計上?→なぜ利益分だけ除く?ということですよね。 ただ、これは記帳方法の話ですから、明確にこうだから売上をPLに計上してもいいというような論拠がないのかなと思いますよ。 でも、仮に利益分(正確には収益分)をすべて除くとなると売上原価の1,000だけ残って売上総損失になってしまいます。 あくまで、現金で回収したものだけを利益に計上しようねという基準なのです。 だから、回収した時に回収した金額×90%の利益をPLに載せようねということで、じゃあまだ当期に回収していないんだから利益はゼロだよね。だから、売上原価分と対応させて1000の割賦売上を残して利益をゼロにしようという話なのです。 当期に割賦に係る売上原価がでてくるのは、当期に発送したからです。 本当だったら、期末に繰越商品1,000/仕入1,000としたいところなのです。そうすれば、収益すべてを消しても問題ありません。 ただ、商品を発送してしまった以上は上記の仕訳ができないのです。なので、仕方がなく当期の売り上げを少し残して割賦売上 と割賦売上原価を相殺させてるんです。 ちなみに、次期以降に回収した時は売上原価は出ずに、回収した分の利益分だけをPLに計上します。したがってこの割賦に係る売上原価はでないことになります。 割賦の回収基準は本来の収益の認識基準とは異なる例外的な方法です。いうなれば、現金主義です。 そのため、本来の理解とは異なった理解が必要だと思います。だから、少し理解しにくいのかもしれませんね。 理解できないのでしたら、一度、自分で簡略化した例題を作ってみるのもいいと思います。 そうすれば、なぜ割賦販売した時に回収していない利益分のみを取り除くのかがわかるかと思います。

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