解決済み
FP2級 平成23年9月 学科 問題59 について 1.オーナー経営者への役員退職金の支給は、自社株式の評価額を引き下げる効果が期待できる事に加え、 相続時における納税資金の確保にもつながる。 答え:適切【解説】利益金額や純資産価額が下がるので、類似業種比準価額や純資産価額の引き下げ効果がある。 また相続時における納税資金の確保にもつながる。 とあります。お金を支払うのだから利益が下がるのは理解できるのですが、純資産価額が下がるというのがいまいちよくわかりません。 また、どうして納税資金の確保にもつながるのでしょうか?
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なぜ利益が下がるか? 役員退職金は過大な金額でない限り損金算入が認められています。つまり会社の経費として計上することができますので、利益も下がるという事です。 なぜ純資産が下がるか? 純資産=資産-負債です。お金を支払うのですから、資産が減ります。資産が減れば、自動的に純資産も減る事になりますね。 なぜ納税資金の確保につながるのか? オーナー経営者に万が一の事(死亡)があり、相続が発生したとします。 その時に、遺族が退職金を受ける事が出来るようにしておけば、その退職金で相続税を納税する事ができます。さらに、死亡退職金には非課税枠がありますので、相続発生に備え役員退職金を支給できるようにしておく事は相続税対策上有効という事です。
退職金はお金で払いますね。お金は会社の資産が減るのではないですか?純資産価額は下がるよね。経費で落ちるから利益も下がるしそのもらったお金で相続税が払えるから不動産よりは換金性は高いですね。
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