解決済み
いままでの国家公務員試験は1種、2種、3種試験に分かれてました 3種は高卒を対象にした試験です 1種、2種は大卒向け試験であり、 1種は将来管理職に就くことを予定している試験種、いわゆるキャリア官僚と呼ばれるものです。 将来管理職を予定しているため、試験は2種に比べてはるかに難しいです。 2種試験は管理職ではなく、各分野でのスペシャリストを予定しています。2種のことをノンキャリアと呼びます。 2種試験合格者は、将来は管理職という指導する立場でなく、現場で専門知識を使って1種の手足となって働くのです。 1種は基本的に全員霞が関で働きますが、2種の場合霞が関で働くものもいれば各省庁の地方の出先機関で働くものがいます。 このため、霞が関の本省には出世できない2種と出世できる1種が混在することになります。 2種は出世できないことが決まっているため、1種より仕事のできても2種は出世できないという不合理があり、霞が関に批判が起こり今回の再編に至りました。 再編することで競争を促そうとしたのです。 再編の結果、1種、2種試験という名前からそれぞれに対応して 総合職、一般職試験という名前になりました。 中身がどのように変わったかというと、今まで2種からも毎年300人以上が霞が関で働けたのですが それを廃止して2種(一般職)は全員地方の出先機関で働くことになりました。 2種から霞が関での採用がなくなったため、2種の採用人数が300人程度減り、 その代わり1種(総合職)の採用が300程度増えました。 この結果、霞が関には1種(総合職)のみになったので、全員が出世できるわけではなく、1種職員同士での競争原理が生まれたのです。 (極端に言えば、今まで雑用は2種がやっていたのですが、2種がいなくなったため1種の中で仕事ができない人が雑用をやらなければいけなくなったのです) 3種試験に関しては中身は基本的に変わっていません。
なるほど:4
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