これは有資格者として勤務されるということで考えて良いのでしょうか? うちは本業はプロフィールにある通り探偵事務所ですが、船舶関係や海難関係の調査をするために海事代理士として一応士業の看板も掲げておりますので、まぁ準士業の事務所経営者としての意見として聞いて下さい。 質問者様から提示された条件であればうちでは 経験>人間力>資格 の順番になります。 人格が一番と言いたいところだったのですが、現実問題として雇ってみて「いつも申請で補正くらうなぁ」とか「ちゃんと(船舶の)傷とぶつかったかもしれない水上バイクの写真を撮れといってるのに肝心の傷がうつってない」とかいうのが続くと「いいやつなんだけども使えないんだよな~ 売り上げもちょっと苦しいし(以下略w)」となる訳です。 思想運動家だったり官公庁ともめたり、調査に出させたら船員を犯人扱いしたりするような人間として問題が特になければ、やはり人間としての魅力よりも事務所としては経験と実力を評価します。特にうちのようにメインが探偵事務所で海事事務所がサブの場合は時折一般海事代理士事務所の海事法務(船舶の売買関する登記・登録・抵当権の設定)などは正直、「あわわわ」と有資格者の私がなりますが、今いる元港湾関係の従業員が補助者としててきぱきと片付けてくれて助かります。飲み込みもいいので、船員法に係る海難事故報告を書くための調査などでも書面の作成だけでなく調査業務の仕方(相手からうまく情報をひきだす上手な聞き込み)の飲み込みも速いです。そうすると一般の調査をまかせても「あ~ここはこういう要領か」ということで聞き込みや書類の作成ではプロフェッショナルなので完全に補助者としてまかせています。 また融通が利かないし、クライアントとはあまり会わせられないちょっと頑固な警察OBの調査員もいますがこちらは探偵業だけに従事していますが元々監視・尾行を行う特殊なセクションにいたので即日から戦力です。難しい尾行も発覚したことがありません。 うちのメインの2人とも資格は持っていません。すべて私の資格や届出、許可証で補助者として使っていますが、たとえ後から「今年海事代理士受かったのでやとってください」と言われてもまず雇いませんよ。一度だけ探偵業の補助者として行政書士試験にうかった人を雇いましたが全くつかえませんでした。つかえないだけならいいんですが「僕はこれだけ知識があるのに」的な態度で言うことを聞かない(笑)だったらまだ仕事ができなくても人間性がいい人を雇います。現場や補助者として使うから問題があるのであってクライアントの相談係にすれば使えるでしょう(うちはそこまで余裕はないですがw)。 よって私の場合は上記のような結論とします。 ん~人間性より経験が大事ってなんか・・・ですがこれが現実です。
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