解決済み
簿記について教えて下さい。 いつになるか分からないのですが、簿記の資格を取得を考えています。 そこで質問です。 ・独学は可能か? ・内容 ・階級 ・手続き方法 ・その他留意事項 について教えて下さい
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簿記検定といっても主催している主な団体が3つほどあります。(他にも地方等が主催のものもあります。) ・日本商工会議所主催の簿記検定 ・全国経理教育協会主催の簿記能力検定 ・全国商業高等学校協会主催の簿記実務検定 3つめは字のとおり受験層は商業高校生がメインなので、今回は上2つの説明をしたいと思います。 日本商工会議所主催の簿記検定は社会的にも一番認知されている検定試験で、通常「簿記検定」というとこれを指します。通称「日商簿記」です。 ①階級→1級~4級です(東京など一部の会場では4級を実施していません) ②内容→そもそも「簿記」というのは、企業の日々の取引を記録するための技術です。家計簿の会社版と思ってくれれば結構です。 簿記検定では、その取引の記帳・記録・整理を行うための技術を習得しているかどうかを確認するための検定試験です。 ③手続き方法→お近くの商工会議所で申込をしてください。大体1つの市町村に1つの商工会議所があります。 基本的に商工会議所に行って窓口での申込ですが、一部商工会議所ではネットによる申込も可能です。 受験料は 1級:7,500円 2級:4,500円 3級:2,500円 4級:1,600円となっています。 ④独学は可能か?→2級まででしたら独学で十分狙えると思います。標準学習期間は3級で1~2ヶ月、2級で2~3ヶ月といったところでしょうか。 しかし、1級になると話が変わります。1級は税理士・公認会計士の登竜門と言われており、難易度が2級に比べて一気に上がります。ですので、専門学校等の通学による取得者が多いです。1級の標準学習期間は、1年、学習時間は800~900時間といわれています。1級に合格すると、税理士試験の受験資格が与えられます。 全国経理教育協会主催簿記能力検定は、日商簿記の次に知名度がある検定試験です。主に専門学校生が受験します(もちろん受験は誰でも出来ます。)通称「全経簿記」です。 ①階級→上級~4級です。(1級の上に上級があります。) ②内容→日商簿記と同じです。 ③手続き方法→全経に加盟している専門学校に行って申込をするという形です。 ④独学は可能か?→難易度的には日商簿記より少し簡単といった感じです。階級別に見ると日商簿記1級=全経簿記上級、日商簿記2級=全経簿記1級という感じなので、1級まででしたら独学でいけると思います。 全経簿記も上級に合格すると税理士試験の受験資格が与えられます。 ・その他留意事項→いろいろな主催団体がありますが、迷わず日商簿記を受験した方がいいとおもいます。全経簿記はあまり知名度がないというのが現状です。ちなみに、税理士や公認会計士になりたいとまで思わないのであれば日商簿記2級で十分だと思います。 あとは、電卓は試験に使える物を選ぶようにしてください。関数電卓や音が出る物等は使用不可です。桁数は12桁以上あるものが望ましいです。10桁等では桁が足りなくなることがあります。 参考までに、日商と全経のサイトのURLを貼っておきます。 日商:http://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/ 全経:http://www.zenkei.or.jp/license/bookkeeping.html
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