解決済み
臨床心理士の国家資格化について。 臨床心理士はなぜ、国家資格化されないのですか? 主にどんな団体がどのような理由で反対しているのですか? また、もし国家資格化した場合、資格取得のためには、やはり大学院を卒業することが条件となりますか?
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以下が事情です。 1、臨床心理士だけ国家資格になるのはおかしい。他の資格者で実力がある人はどうなるんだ? 2、民間資格がそのまま国家資格になった例はない。 3、国家資格にするほどのレベルが臨床心理士にない。欧米ほど訓練システムがまだできていない。 4、アメリカのように学会間で協調せず、前から距離をおいており、この問題のまえに話ができる関係ではないため。 というわけで、なぜ国家資格の心理の資格がないんだ?という問いのほうがいいとおもいます。 反対の団体は、 1、医師会。別の資格をつくりたいので。医療心理士。医師の指導も論点であった。 2、心理のいくつかの学会。日本は世界とはちがって深層心理学がつよく、それへの疑問がある。 3、臨床心理士がはばをきかせすぎた。指定大学院というのは、一協会が大学の人事に口を出したことになり、他の分野の心理から反発がある。 できていない国家資格なので断定はできませんが、修士はあると間違いはないとおもいます。
>臨床心理士はなぜ、国家資格化されないのですか? 「臨床心理学行為は独自のものであり、医行為に含まれない」というのが厚生労働省認識だからです。 つまり「医療行為」と認められていないからです。 >主にどんな団体がどのような理由で反対しているのですか? 強いてあげるなら、プライドのお高い臨床心理士トップの先生方、 他に回答なさった方のような人たちです。 >また、もし国家資格化した場合、資格取得 のためには、やはり大学院を卒業することが条件となりますか? もともと大学院になった理由が 「医師はインターンを経ているから、うちもそれと同じぐらいの学歴をつけさせて同格にしよう」 という歪んだ阿呆みたいな考え方がもととされています。 きっと国家資格化になったとしても変わらないでしょう。
何故国家資格化されないか?の前に、 むしろ何故、臨床心理士を国家資格にしなければならないか? この議論から始めるべきです。 ある資格を公的に認めるのであれば、その有用性を証明することが必要であることは言うまでもありません。 そうすべきであるという明らかな根拠も示していないのに、国家資格にすべきという結論ありきから話してはいけないのです。 現在、相談業務は資格なしで行うことができます。 別に国家資格化しなくても、業務を行うことはできるのです。 そして現在相談業務において特別臨床心理士が必要とされているかと言えば、そうでもありません。 むしろ、公的な無料相談以外は求められていないと言って良いでしょう。 本当に望まれているのであれば、医療機関や企業はもっと心理士を雇うでしょう。 本当に望まれているのであれば、巷のカウンセリングルームは予約がいっぱいでしょう。 本当に望まれているのであれば、職のない心理士はあふれていないでしょう。 特に国民に求められているという事実がないものを、何故国家資格化によって優遇しなければならないのか? 国家資格化賛成の人間はこの根拠をきちんと示すべきである。 ちなみに私は、臨床心理士とその周辺の人間以外に、臨床心理士の国家資格化に賛成している人間を知らない。 求められてもいないのに、自分達だけが賛成し、自分達に対して優遇を求めるのであれば、新しい既得権を欲しがっている圧力団体となんら変わりません。
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