先の回答者様のおっしゃる通り、監査手順書は料理のレシピのような物なので、監査目的と監査対象部署との関係でベテランの監査人であればそれが無くても要点を押さえてやれますし、場合によっては、手順書を作成した方が要点に漏れの無い監査がやれると思います。 料理と一緒で、あくまで内部監査をされる方ご自身の判断でおやり頂ければ良いのでは無いでしょうか。 私個人としては、たとえ1:1であっても、監査対象部署と監査目標を共有し、論理的で納得性の高い指摘と改善提案をする上で、詳細な監査手順書をつど作成しています。聞く相手は一人でも、監査結果は会社・部門やセクションと共有していただく必要があるからです。 あらかじめ手順書を作っておけば、そのプロセスを通じて、なぜその質問をするのか監査対象部署から突っ込まれた時に、論理的な説明をするための事前のシュミレーションができるので安心ですし、後日、内部監査の品質評価を受ける時に監査手順書があった方が客観的な検証をしやすくなります。 ただ、様々な業界、様々な人にも聞きましたが、手順書を作成しないでやる人もいますし、それは様々だと思います。
所定の監査プログラムを滞りなく実施できるのであれば、監査手順書はなくてもかまいません。 監査目的と質問事項が極めて明確になっていること、監査者と被監査者が限定的で小規模であること。などが成立するのであれば監査手順書は不要でしょう。 肝心なのは、監査の依頼者が調べて欲しいと望んでいることを確実に調べ上げることにあります。そのために必要な能力、経験、知識、使命感が監査者にあることが成否を分けるのであって、監査手順書の有無はさほど重要な要素ではありません。
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