将来獣医になろうかならまいかと考えている高校１年女子です。 獣医とはいっても獣医さんというわけでなく大学院までいって動…

Question

将来獣医になろうかならまいかと考えている高校１年女子です。
獣医とはいっても獣医さんというわけでなく大学院までいって動物について勉強したいなって思っています。昔から動物が大好きでしょうがなくて、それで中学のときに獣医になりたいって思いました。
オープンキャンパスを見に行ったときですけど、解剖の実習では健康な犬の足を切ってたりして、その犬は３本足でぴょんぴょんはねながら歩いてて見てると心がすごく痛くなります。その犬は今後どうなっちゃうんだろうか、殺されちゃうんだろうかと考えてしまいます。
獣医は動物が好きなだけではなれないということは知ってます！！
こんな事を考えてしまう自分は獣医にはなれないと思いやめました。

来年高校２年で理系文系にわかれるのですが、自分は理系にしようと思ってます。（文転できるので）
じゃあ将来なりたい物もそろそろ決めなきゃと考え始めて、動物行動学者になろうと思ったりしましたが、それで食っていける自信がないなーと思い保留にしときました。
そのときに再び獣医になりたいという気持ちが強くなりました。純粋に動物を助けたい、保健所にいる多くの動物達も救ってあげたいという思いが心の中をぐるぐる廻ります。お母さんに、獣医になってみたいけど解剖ができるか心配と言ったら、解剖された子も役にたててうれしい？だから可哀想じゃないんだよ的な事を言われました。
自分はそう思う事が出来るのかと心配になります。（かなりの心配性なので）

あと、最初に書きましたが獣医になりたいんじゃなくて獣医の勉強を大学院？に行ってやっていたいんです（研究者みたいな感じですね）
東京農工大とか麻布大とか考えてます。勉強は頑張れば可能性はあります！！
質問を簡単に言えば、私は獣医に向いてますか？？です。
長文•乱文ですみませんではお願いします。

Answer 1

回答にはなってないですが、現状を書きます。

一般的には獣医＝動物病院と考えられがちですが、研究している獣医師もたくさんいます。
企業や独立行政法人で働く人もいますが、多くは大学の教員です。
また、そのような研究の道を選ぶ獣医師は少ないのが現状であり、（多くは臨床や公務員に進む）
獣医の研究者は需要が高いと思います。
（獣医学科の教員達は学生に大学院に進んでほしいようです。）

動物行動学となると獣医生理学・野生動物学・生態学あたりの研究室ですね。
たいていどの獣医系大学にもあります。

質問にあるのは犬の断脚手術の実習だと思います。
手足に腫瘍ができた場合、状況によっては断脚せざるをえなくなります。
一見残酷な手段ですが、それにより患畜は腫瘍の苦痛から解放され、幸せに寿命をまっとうできるのです。
1匹の健康な犬で実習することで、そこで学んだ学生たちが将来多くの犬を腫瘍から救うと考えると価値のある実習です。
さらにこの実習犬は足を切られるためだけに飼われていたのではなく、保定・採血の実習にも使われますし、
（確かに術後経過を観察した後は安楽殺されると思いますが）、体は解剖実習へ、切除した足は膝の手術など外科実習へと、多くのことを学ぶのに使用されます。

このように、無駄な犠牲は一つもないんだと思いこと。
また、畜魂碑や動物慰霊祭があるように日々動物たちに感謝することで、「可哀そう」という思いとバランスを取っています。

Answer 2

獣医学を学ぶなら、解剖学は避けては通れない道ですね。
1匹や2匹ではなく、もっと沢山、10匹単位、もしかしたら100匹単位の動物を犠牲に、勉強することになるかも知れません。

はっきり言うと、実習や実験で使われた動物たちは、わたしの知る限りでは、その後元気だったとしても一定期間がすぎたらすべて安楽死です。

わたしの考えですが、実験動物として生まれた動物は、実験のために人間がつくった動物ですから、勉強、研究のために犠牲にするのにとがめることはないと思います（むやみに犠牲にするというのではなく）。動物にとって何が幸せかは、人にはわかるわけがありません。

こんな考えを受け入れることができるなら、獣医学を勉強してみてもいいのではないかと思います。