国２（地方出先機関）の内定辞退についてお聞きします。

Question

国２（地方出先機関）の内定辞退についてお聞きします。私は先日国２のある地方出先機関から内々定をいただきました。
しかし、私は地元の県庁に入りたいという気持ちもあります。
県庁は現在すべての選考を終え、あとは最終合格を待っている状態です。
ちなみに国２の最終合格発表日の１週間後が県庁の合格発表です。

今はその出先機関から内定をいただくか迷っています。
官庁訪問のときに、県庁も考えているなら採用面接を受けないでほしいと言われました。
また、採用面接当日は５分面接してすぐに書類にハンコを押すそうです。（何の書類かはわかりません）

このような状況の中で、自分としては出先機関から内定をもらい、県庁合格なら県庁で、不合格なら出先機関にしようかと思っています。

そこで、相談ですが
①国２で内定を辞退することはできるのか（併願辞退書のようなものを書かされるのか）
②このような気持ちなら国２の採用面接は受けないで県庁の合格を待つほうがよいのか
③内々定をいただいた出先機関以外の官庁を受けて内定をもらうべきか

これらについてご意見があればお願いします。
人生の大事な選択なので非常に悩んでいます。よろしくお願いします。

Answer 1

同じ状況を経験した立場から。また、同じ状況の方を何人も見ている立場から、順に書きますね。
結論をいきなり書いてしまうと、国Ⅱの最終合格・内定後に、県庁に合格し、そちらに就職（国は採用辞退）ということは、よくあることで、内定を頂いた官庁（と人事院地方事務局）に、採用辞退の通知をすることになります。

受験者が県庁を優先することは採用側も分かっていることで（毎年のことなので）、①で書かれているような併願辞退書を書かせることはないはずです（県の人事委員会が判定する合否に、国の機関が口をはさむことはありません）。
実際的な話をすると、国Ⅱ、県庁の何れも最終合格する保証はないので、どちらか合格した方に進路を定めることが受験者としては一般的だと思います。
国Ⅱに合格した場合は、内々定先の採用面接を受け、県庁が不合格であれば、そのまま国の機関に入る。そして、県庁も合格すれば、国の機関には辞退の連絡をする、ということで良いのではないでしょうか。このような形で採用辞退する例は、毎年多く見られますので（公式な内定式の日には、進学、他への就職等の理由で内々定の時にいた人たちが減っていることは、珍しくもありません）、質問者さんも、そのように対応すれば構わないと考えます。
ただし、採用側の準備もありますので、辞退を決めた場合は、早急に連絡してください。