解決済み
いまだに新司法試験は旧司法試験より簡単であるとか、司法書士より低いとウソを言う人がいるのですか?
新司法試験は旧司法試験より科目数も増え試験期間は四日間(中休みを除く)、今の新司法試験は旧司法試験とは全くの別物と言われています。
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恥ずかしながら私も最初は、旧試験の方が難しいと思い込んでいました。 確かに昭和30年代の旧試験では合格者が500人など三桁台の時代もありましたので。 しかし、新試験のことを知れば知るほど、とんでもない試験だと言うことが分かってきました。 500人時代では試験問題が数文字の説明問題だったりしたので、暗記で解ける問題でした。 しかし現在では一科目の問題文が18ページに及ぶこともあります。 とにかく複雑難解な事例問題になっていますので、事案を把握し構成を考えるだけでも一時間かかったりします。 問題文は全部で100ページに及んだりします。 さらに、合格者が三桁の時代の合格率と今の時代の合格率はむしろ以前の方が高かったりしています。 (分母を比較する際に、高卒でも受けられた以前と、大卒でなければ受けられない法科大学院入試志願者と比べるのはどうかと思いますが。) それに旧司法試験といえども平成になってからは合格者は4桁になりました。 1500人前後になったりもしています。 とすると、現在とそれほど変わってはいません。 おそらくですが、旧司法試験の方が難しいと仰っている方は 実際に模試などで試験問題を解いたことがない方だと思います。 そして以前に旧司法試験受験生をしていて、 今は司法試験を諦めた方がそう言っている場合が多いかと思います。 実際には択一でさえ科目毎の足切りができたり、 旧司法試験時代では司法試験合格後に研修時代に学んでいたことも 試験範囲に含まれています(そのため研修期間が一年短縮されました) 択一もかなりきつくなっています。一問実質2分かかってはだめだと言われます。 これを5時間半もするのは並大抵な努力ではできません。 旧試験の択一とどちらが大変かは、 実際に5時間半で解いたことがあればすぐに分かりますからね。 特に会社法や行政法は大変です。 さらに論文でも、実際に全5日間の模試を受けてみて、 5日間のタイムスケジュールをどういう戦略で攻略していくべきかなどを体験してみたらその難しさがよく分かると思います。 この厳しい5日間の最終日の択一がどれだけ大変かは、やはりやってみないと分からないと思います。 さらに、たった三回しか受験できないそのプレッシャーがどれだけ大変なものかも、あまり聞いていない人が多いのかもしれませんね。 相当な実力者でも、一回目で落ちたら自殺を考えたと仰っています。 二度目で落ちたらもう後がないからです。 この様に、実際に新司法試験を受験されたら、または模試なんかで実際のタイムスケジュールで受験されたらすぐに分かるかと思います。 ちなみに、以前に司法試験委員をされていた偉い弁護士の方から直接お聞きしたのですが、 「今の新司法試験の制限時間内にこのレベルの論文を仕上げるのは普通に考えたら不可能だ。」 「受かった人は本当に尊敬する」と仰っていました。 そして地検トップの検事正の方からも直接お聞きしたのですが、 「今の司法試験受験生は気の毒だ。あんなに大変な試験を受けているんだから。」 とも仰っていました。 さらに現在、実際に司法試験を受験されている方も、「旧司法試験の時に受かっていれば良かった」と仰っていました。
なるほど:7
問題自体は新司法試験の方が難しいかもしれません。予備校が発達して、問題は研究されて進化します。 そういった意味では、新司法試験の方が難しいかもしれません。 ただ、今の方が予備校が発達して、合理的に勉強すれば試験に受かるのは比較的受かりやすいかもしれません。 旧司法試験が難しいと言う人は新司法司法試験の問題を見ないで言っている人が一部いるので、その意見は参考にならないと思います。 結果として、総合的にはあまり難易度は変わらないと思います。 昔の方が、受かるのは難しかったかもしれませんが、それは予備校などがあまり発達していなく、ある種賭け的な部分があったと思います。今は、予備校は発達して、それ相応の勉強をすれば、昔よりは受かりやすい部分はあると思います。 司法試験と司法書士試験では明らかに、司法試験の方が難しいと思います。 司法書士試験の方が難しいと言っている人は、単純な合格率の比較、短答式部分だけの比較、一部の司法書士試験受験者の僻み、やっかみだと思います。
旧司法試験の方が難しかったのは事実でしょう。しかし司法書士よりはよっぽど難しいです。司法書士のほうが合格率が低いから難しいと言う人がいますが、試験内容のレベルが全然違います。新司法試験は受験者が非常に限られてるので母集団のレベルも高いです。合格率だけじゃ難易度の比較なんてできない良い例ですね。
なるほど:2
(旧司法試験) 多くの人が新司法試験の方が簡単と言っていると思います。 旧司法試験 →昭和の時代は500人合格 新司法試験 →2000人合格 新司法試験は受験資格を得るのに時間とお金がたっぷりかかりますが、 簡単であると思います。もともと新司法試験は、人数を増やすことが目的でした。 最近は、優秀な学生が、司法試験を敬遠する傾向が始まってます。 河合塾の調査より http://www.keinet.ne.jp/doc/topics/news/10/20101101.pdf (司法書士試験) 一部の人が司法書士より低いと言ってます。 試験の性格が全くことなり単純比較できませんが、司法試験の方が難しいと思います。 司法書士の方が難しいといっているのは、僻みだと思います。 (補足を受けて) 簡単かどうかを合格のしやすさというなら、はるかに合格しやすくなっているはずです。問題が難しくなったとか、試験日数が増えたとかとか科目が多くなったとか関係ないです、要は相対評価ですからね。上から何人を合格者とするかで、旧司法試験の時代の4倍もとっているなら、合格しやすくなるはずです。優秀な学生の数なんて、何十年も変わりないか減っているかですよ、。 さらに、最近は優秀な学生が敬遠する傾向が始まっているようです。 資格とるのに金かかるし、資格とっても就職できなかったりでさっぱり資格のうまみがどんどんなくなっていっている。、 こんな状態が続けば10年後や20年後は、2流の大学の学生が主に挑戦する二流資格に成り下がるでしょうね。 poweredbyhonda07さんの回答に対して ①問題様式がどうだとか試験本番がしんどいとかの話と、合格が簡単かどうか、という話は別物です。だからあなたの言っていることは的外れです。 合格が簡単かどうかは、合格水準の問題です。 あなたの言っていることは、マラソンは短距離より沢山の距離を走っているから、マラソンは勝者になりにくいというのと同じトンチンカンな話です。 政策的に2000人と合格者数が決まっているから、上から2000番以内だったら、かなりできの悪い答案でも合格させているはずです。 問題形式が、数行問題だから合格しやすい、問題文が多いから合格しにくいうことはないです、暗記で吐き出せても、それは競争の中では完璧に吐き出せた上から500人しか合格させないわけだから厳しいです。 仮に、今の試験様式のまま、合格者のみを2000人→5000人にしたとしす。それでも、旧司法試験より簡単でないと主張が変わりませんか ②旧司法試験が500人の時代があったというのでなく、平成に入るまで何十年もずっと500人です。崩れたのは、平成には入ってからです。だから旧司法試験といえば、500人です。平成に入ってからの例外的な人数を持ち出しても駄目です。 ③旧司法試験の時は10年とか20年とか人生のすべてをかけているような人が少なからずいました、今のように3振しても法務博士だからどこか就職に滑り込むとかいう中間的な敗退はなかった。司法試験に合格しなければ何もない。そんな人がごろごろしていた。 ④新司法試験では、受験生が大卒に限定されているというけど、旧司法試験時代も、高卒の人は1次試験というふるいにかけられて受験資格を得るという意味で新司法試験と同じです。それを言うなら、ロースクールはピンきりですよね。何十人も卒業して1人も合格できないケースすらありますよね。 ⑤逆に、え、こんな人間は新司法試験に合格しているのと思うこともありました。 ⑥僕は新司法試験の問題は見てます。 ⑦新司法試験の合格者の初任給は旧司法試験の合格者も初任給より安くてよいはずだ主張している弁護士が少なからずいるという書き込みが有った気がします
なるほど:3
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