解決済み
学部二年法科大学院受験生です。 LEC講師についてお尋ねします。勉強の指針が立たないため、LECの入門講座を受けることにしました。 しかし、講師が複数人いてパンフレットだけでは決められません。 そこで、それぞれの講師の長所、短所を教えてください。
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柴田孝之講師 ○長所 合理的な学習、答案作成能力と言う点ではずば抜けている。 旧司法試験時代は毎年自分で作成した答案を掲載した解説本を出版している。 答練においても必ず自分で書いた答案を用いる。 他にも多数書籍を出版しており、講義以外の場面で自学自習がしやすい。 ○短所 司法試験においては、判例・通説以外に、「受験界の通説」というものが存在する。 柴田講師はこの「受験界の通説」に反することを多く指導する。 「受験界の通説」に従っていないことを不安に思う受験生も多い。 ただし、そもそも不合格になる人の方が圧倒的に多い試験なので、 その他大勢の見解にしたがっていてはそもそも合格には程遠いともいえる。 岩崎講師 ○長所 コマ数が多い。通常100コマのところ129コマ実施。 昨年から通信受講を重視した実施形態としている。 具体的には30分1テーマとして、細切れ時間を利用しての学習がしやすくなった。 講師歴30年というベテランでもあり、安心できる。 ○短所 コマ数が多いところは短所でもある。 コマ数が多い分アウトプットへの移行が遅れる。 講師歴が長いという点も短所になる。 採用する学説が古いことが時々ある。 進行スピードが遅い。 じっくり勉強したい人にとってはありがたいが、 どんどん進めたい人にはかえって不都合。 千葉講師 ○長所 原理・原則や、制度趣旨をがっちり押さえてくれる。 実務家でもあり、現実の運用も踏まえた講義をしてもらえる。 開成中学→開成高校→東大法学部という絵に書いたようなエリートコースをたどっているとことも安心できる。 聞き取りやすく、受講生に問いかけるような進め方も魅力。 ○短所 答練解説において、論点の解説に比重が置かれる。 ありがたい面もあるが、「答案の書き方に特化した講義」という点では 柴田講師に劣る。 工藤講師 ○長所 LEC入門講座を担当する講師の中では唯一新司法試験合格者。 2009年に総合57位(上位2.8%)で合格しており、合格発表前に大手事務所から内定をもらった経験もある。 入門講座では法科大学院で学習する内容にまで踏み込んで講義をする。 答練解説では、自ら時間を図って書いた答案を用いて講義をする。 柴田講師の教え子でもあり、柴田クラスとの相性がよい 答練では、法律的な正しさより、もっぱら「試験に合格するために時間内に何ができるか」という観点で講義を進める ○短所 入門講座で扱う難易度が高く、ついていくのが大変。しかし、いずれは辿り着かなければならない領域であり、早く実力を身につけるには我慢する必要がある。 答練解説は「邪道」だと思う人がいると思われる。まじめすぎる人には向かないかもしれない。 田中講師 ○長所 実務家講師。実務家になるにあたり、無駄な学説の議論をしない。 「贅肉のない」淡々とした講義。 要領よく、かつ、聞き取りやすい。 タイプ的には千葉講師に近い。 ○短所 担当している講義が少ない。 通常入門講座担当講師は、次の「論文基礎力養成答練」も担当しているが、田中講師は担当していない。 別の講師を選ばなければならなくなる点で、「接続が悪い」といえる。
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