建築現場における現場代理人において、一級建築士の資格の重要性

Question

建築現場における現場代理人において、一級建築士の資格の重要性大規模改修工事の現場代理人をやっております。
外装メインの、所謂改修ゼネコンと呼ばれる会社で働いいる３２歳の男です。
恥ずかしながら、私は一級建築士をもっておりません。一級建築施工管理技士のみです。
仕上げ工事がメインであり、建築一式のような工事は付帯工事程度で、ほとんどが
防水や塗装、下地補修やシールなどの職種の管理がほとんどであります。
管理組合直受けで、１億～５億程度の現場代理人が多い状況です。
さて、この仕事をやっていて、一級建築士の資格の必要性を多々考えております。
昨今の建築士の試験は、設計・監理に特化しか資格にかわりつつあり、現場の施工管理は
施工管理技士で十分との意見をきく一方、億単位の所長を張るなら、一級建築士はもっていて
当然だとの指摘も受けることがあります。
建設業法的には、一級建築施工管理技士で問題はないと思いますが、
世間体とでもいいますか、社会一般における資格の難易度、社会的信頼性を考えると、
一級建築士に分があるのは正直感じています。
設計事務所との打合せなどでも、「一級建築士をもっていないの？施工管理だけか。ふうん・・。」のような
目で見られることもあります。
建設業法的には問題がないのなら、無理してとるつもりは今のところありません。
難易度が相当高い試験であることは存じておりますし、多くのことを犠牲にしないと取れないこともしっております。
私はまだ３２歳ですが、今後この仕事をあと何十年もやっていくのにあたり、
やっぱり一級建築士をとらなければならないのか・・と、思い悩んでいます。
子供も生まれたばかりで、家族との時間を犠牲にして今すぐ勉強にうちこめる環境ではないのも事実です。
ないよりあった方がよいのはわかります。
現場代理人を今後やっていくとして、一級建築士をもっていないと、何かと不便が生じることはあるのか、
あるのなら、今から二級からですが、勉強しなければいけないなとも考えています。
施工管理、設計監理の方、特にアドバイス頂ければ大変嬉しく存じます。
よろしくお願い致します。

Answer 1

その気持ちはよく理解できますし、現場員共通の悩みです。
よく現場監督から一級建築士について「足の裏に付いた米粒」に例えられます。
「取らないと気持ち悪いが、取っても食えない」という事なのだそうです。
一級建築士を取らないと会社からうるさく文句を言われますが、とったからと言って特別給料がよくなるわけでも実践的な知識が特に身につくわけでもありません。
ですから、忙しい中で大して得にならない勉強の動機付けをどうするかが問題になります。
答えは個人の心の問題なので絶対的なものは存在しませんが下記のサイトが参考になるかもしれません。

ゼネコン就転職の心得＞ゼネコンの現場監督
http://www.geocities.co.jp/Technopolis-Jupiter/1750/kensetsu.html#shuutenshokunokokoroe

Answer 2

建築を志した証として取得を目指したらどうでしょうか、取得して損をすることはないと思います。早めに取得を目指したほうが良いと思います。

Answer 3

設計屋と対等に渡り合うなら一級建築士取得を目指して下さい。
周りの見る目も重要ですが現場で設計屋と対等に渡り合う（自分の意見を主張する）には一級建築士の取得が欠かせないと思います。

ただ、お子さんが生まれたばかりでは勉強の時間が大変だと思います。
受験勉強も良いですが現場の人間はタダでさえ自由に使える時間が少ないものです。

一級建築士の資格は必要だと思いつつ家族の時間を大切にしてもらいたいと思います。

Answer 4

結論から言いますと、一級建築士を取られる事をお薦めします。
ただ、「建築士、施工管理技士と言う資格の垣根を越えた」実際の実力に目を向けずに建築に携わるものの力量を判断する今の業界には私も不満を感じる一人です。

一級建築士であっても満足な知識も無い設計事務所は沢山います。
ただ、貴方の場合は一級建築士のハードルはそう高くないと思います。
ぜひ一級建築士を取ってください。

因みに、2級建築士とは「一級建築士を取れなかった建築士」と判断されがちですぜひ一級建築士を目指してください