こんばんは。 主人は鉄鋼工事をする会社に正社員で勤めています。福島(第一原発から役20キロ)の発電所での作業のため出張…

Question

こんばんは。
主人は鉄鋼工事をする会社に正社員で勤めています。福島(第一原発から役20キロ)の発電所での作業のため出張(予定では約4ヶ月)へ行くことが急遽決まりました 。
泊まる場所と3食の食事は用意されるが、出張手当などは一切つかないようです。
主人は会社が決めたことだからしかたないといいます。主人の言い分はわかりますが、自分はちいさな人間だとは思いつつも、手当もなく、危険な場所へ行かせる事にどうしても納得がいきません…
社長は宿泊代や食事代がかかるので手当までだせる程お金ははいってこない というような言い方のようです。しかし今住んでいる場所でも安定して仕事はたくさんあったのに、社長が福島ほうの仕事を選びました。
以前新潟の震災後も、手当もなく柏崎原発の作業に1年以上も行きました…
主人が納得していてはどうしようもないかとは思いますが、どうにかきちんと会社に手当や保証などをつけさせる方法はないのでしょうか。
教えていただきたいです。

Answer 1

「きちんと会社に手当や保証などをつけさせる方法」は残念ですがありません。法的な根拠がないからで、出張手当や危険手当のたぐいはあくまで会社が任意の裁量で出す・出さないを規程していることが第一で、その規程を逸脱していても法的根拠がないために、それで民事上の争いで仕掛けていくことになるんです。

けれど今回のこの仕事が東京電力から下りて来ているものである場合、立入禁止区域にほとんどかかる作業地点ということでは金払いはかなり良いはずで、「宿泊代や食事代がかかるので手当までだせる程お金ははいってこない」社長の言い分は眉唾です。おそらくは緊急を要する仕事内容のはずですので。

質問者さんがご主人にできることはかかりつけの医師に相談され、４か月の出張時に被ばく量がどの程度のものだったか推移をデータ化できる環境を紹介いただくことです。

仮に出張終了後の被ばく量が相当のものであったなら、そのときには質問者さんがご主人を動かして補償を求める手立てを講じるなどしてよく、場合によっては一人でも入れる組合に相談とかいうことででも進めたいです、あくまでご主人が能動的に事を進めていかねばなりませんが。

大事なことは、質問者さんが能動的積極的にあれやこれやとご主人に指図を図ると揉める元でしかなく、基本は静観でいく中、ご主人が困惑した表情をちらりとでも見せたときに一気呵成の提案にもっていくわけです。それ以外の場面では、せっかくの質問者さんの気持ちはストレートにご主人に伝わっていくことがないんです、なぜならそれが「職業人の使命感」なのですから・・・