解決済み
正社員にしたくないから契約社員さんにするのです。契約社員さんとは正社員になれる可能性で釣上げられている人が本当に多いです。30日前に通告すればクビに出来ます、雇う方と正社員は如何様にも低賃金で使えるお手軽な「もの」と考えています。製造、販売、事務、運輸通信、社福(高齢者、知的障害者、身体障害者介護)等殆どが契約社員さんしか雇わない時世です。 契約社員さんはそれ以上に絶対になりません。 社員以上の仕事、労力、労働時間を「正社員登用の途有り」の歌い文句で釣り、既存の正社員より大概は余程良く働く人間をこき使い、契約更新時には難癖つけてクビをちらつかせて脅し、条件を悪くして1年延長を続ける、と言うのが契約社員雇用の図式です。このやり方を大手中堅名門安定と呼ばれる事業所の殆どが取り入れています。 日本史上稀有の大恐慌下と加えて高齢化著しい当節、募集をかければ50~100倍以上の応募があり、好きなだけ待たせて99%を不採用にした上、採用決定者を正社員の半分以下の賃金、待遇、不安定身分で雇うのです。当節正社員、正職員募集で採用しておいて「取り合えず契約さんでスタートしてよ」でひどい目に合わされる人も多いです。 この契約社員さんは「正社員登用」で釣られていますから当然良く働きますし、高倍率を潜り抜けてきている人ですから得てして能力も高いです。怠け者の正社員ばかりの部署にそういう人が入れば経営側は既存の正社員を脅す事も出来、一石二鳥でもあります。私は仕事で事業所を訪ねる機会がありますが、動きも態度も良く、礼節に通じ、知識豊富な中年の方が殆ど契約社員さんだった、という会社、法人を多々見ます。皆「正社員登用」で釣られ、中年ゆえに生活がかかる人達です、そういう人を騙して「雇ってやって」いる訳です。翻って正社員は大体喫煙所、更衣室、食堂等で寛いでいたりする場面が、どこの事業所でも多々見受けられます。 そして当の契約社員さんは30代後半になれば早晩契約終了、聞こえは良いですがクビです。またひと言でも意見を求められて批判的な事を言う、私物、資産で社員に妬まれる、などするとこれまた契約終了です。 一例で、ある施設で雨の日に契約社員さんの1人が旦那さんの車(BMW)で出勤した所、「契約のくせに生意気だ」と陰口を言われ、車好きの副施設長に妬まれて契約終了にされたそうです。他の契約社員さんは怖がって雨でも自転車通勤を強いられているという実話を聞かされました。そしてしばしば「正社員登用の途有り!」のうたい文句で契約社員さんの求人を出しているそうです。 ここまで歪んで来ているのが契約社員さん雇用の実態でしょう。 募集をかけて同じ様な契約社員さんを採用すれば良い、契約社員さんは幾らでも居る、という考えです。契約社員さんに情をかける事業所、経営陣、経営幹部等全く居ません。契約社員さんの立場になり、思いやれる人が居ればこういう制度は一般浸透しないのです。 という訳で不平等条約の最たる物です。 日本の就労者全体の相当数が、契約社員さん、パートさん、派遣さん、日雇いさん、等の呼称下で苦悩していると考えます。 「さん」付けの身分の仕事は就労者を苦悩や鬱に追込むばかりでしょう。
2人が参考になると回答しました
< 質問に関する求人 >
求人の検索結果を見る
< 平日勤務で週末はリフレッシュしたい人におすすめ >
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
求人の検索結果を見る