既に回答もされていますから、補足として。 まず、質問内容は、入国管理局の職員に関するものと思います。 空港でパスポートを審査している仕事だけでなく、海港にも出張所などがありますし(主に乗組員さんの入出国審査、上陸手続き)、最近では、在留資格の延長申請などが便利なように内陸(街中)に移転することも増えています。 お仕事は、大雑把に分けると、事務(総務、人事、会計、厚生など)、審査(出入国審査、留学や就労、永住といった在留資格やその延長審査など)、警備(不法滞在の摘発、送還など)があります。 イカロス出版の「空港で働く仕事ガイド」に、入国管理局の仕事が紹介されていますので、目を通しても良いかもしれません。 入国管理局は法務省の機関ですので、国家公務員試験を受験する必要があります。 採用は、行政事務職(事務、審査)は「国家Ⅱ種行政」(大卒。来年度から大卒一般事務に名称変更)、「国家Ⅲ種行政」(高卒、専門卒等。来年度から高卒一般事務に名称変更)という国家公務員試験の合格者から行われていますが、実際のところは、Ⅱ種の採用者が大半です。 国家Ⅱ種行政は、真偽不明の情報ながら、早慶の文系に入学するより難しいともいわれています。実際、関東地区の合格者は早稲田、慶応、中央や、国公立出身の方が多いです(大東亜帝国クラスも、少ないながら合格者は毎年います)。 国家Ⅲ種行政は、そこまで難易度は高くありませんが、進学校から大学と併願で受験する人が多く、それなりに知られた総合私大を受験するイメージ。 高校の授業と大学向け受験勉強が基本ですが、出題の多くを占める「知能分野(文章理解、判断推理、数的推理など)」は、自分なりにトレーニングしておく必要があります。ここで高得点できないと、合格は難しいです。 また、事務適性検査も事前のトレーニングで点数に大差がついてきます。 警備部門の業務は、国家公務員採用試験の1つである「入国警備官採用試験」の合格・採用者が担当します。 試験レベルは高卒程度(国家Ⅲ種と同じ)ですが、大卒者の受験も可能であり、実際、合格者の多くは大卒者という印象を受けています。 競争率が最も高い国家公務員試験の1つです。 国家Ⅲ種との比較では、英語が5問多いこと、体力検査があることなどが相違します。
「入国管理官」というのはありません。 一般職の公務員(Ⅱ種)の入国審査官と、公安職(Ⅲ種相当、別試験)の入国警備官の二つがあります。 入国審査官については、ここを見てください。彼らは主に、空港での外国人の上陸審査や、地方入国管理局での在留審査などを担当しています。 http://www.immi-moj.go.jp/keiziban/index.html また、入国警備官については、ここを見てください。彼らは、主に違反した外国人の摘発(身柄拘束)や強制送還の業務に当たります。 http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyukan_nyukan06.html
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