解決済み
現在大学院で建築(構造系研究室)を専攻しています。 「建築家になるため」といえば物理はほとんど必要ありません。建築家というのは主に建物の大まかなイメージを固め簡単な図面におこす仕事をしているからです。また大手設計事務所やゼネコンで意匠設計者として働いたとしても、構造設計者と打ち合わせできる程度の最低限の知識があれば大丈夫な様です。最低限の知識というのは構造計算ができるとかではなく、構造部材の名前や詳細に関しての知識です。加えてこれくらいなら構造の人も大丈夫と言うだろうという「感覚」です。むしろ建築家の人はこれくらい柱を細くしたいんだけど、構造さんなんとかしてよという感覚で打ち合わせをする人も多いようです。 1級建築士の試験では構造に関する問題が出ますが、著名な建築家の中にも1級建築士を所持していない芸術家タイプの方もいらっしゃいます。もちろんデザインセンスがずば抜けているのは言うまでもありませんが。私の大学通っている大学でも1級建築士を持っていませんが、数々の賞を受賞している建築家の先生がいます。私の大学では全教員が全ての分野の優秀賞に選ばれた卒業論文や修士論文の発表を聞く機会がありますが、構造に関する論文発表には彼らはほとんど質問できません。 しかし、基本的には大学で構造力学を学び、1級建築士を取得するというのが建築家になるもっとも一般的でかつ建築家への近道ですので、最低限のことは勉強しておきましょう。意匠の方は残念ながら試験後ほとんど忘れてしまうことが多いようですが。 頑張ってください!
なるほど:2
科目としての物理というより、力学の基礎知識が必要です。 一級、二級共に建築士試験に力学系の問題が出題されます。しかし、例えば高校の物理ⅡBの延長でわかるような問題ではありません。また、基礎教養科目に物理学がない大学の建築学科も多数あります。 実際の職業について言えば、意匠(デザイン)専門と構造専門が協力して設計をすることが多いはずです。意匠専門でしたら、構造計算までできる必要はありませんが、感覚的に理解できないと、妥当なところまで意匠設計をつめることができない為、構造力学や耐震構造の基礎はほぼ全員の建築設計士が勉強していると思います。
必要です。強度計算とか材料選定できない。
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