長崎造船所の溶接、造船技術について質問があります。

Question

長崎造船所の溶接、造船技術について質問があります。はじめまして、将来造船関係の技術者になりたいと思っている大学院新一年生です。

昔、兄から長崎造船所の溶接職人の人たちの技術は、日本でトップクラスだ。と言う話を聞いたことがあるんですが、本当ですか？
確かに長崎には三菱重工の造船所が昔からあったし、豪華客船やタンカーなどの巨大な船を毎年のように沢山造船してますし、昔からのノウハウが蓄積されてきて、レベルも上がっていくかもしれません。でも、同じ三菱の造船所って神戸や下関にもありますよね。長崎だけが飛びぬけて技術が高いってわけじゃないですよね。
長崎のノウハウは同じ三菱の神戸や下関の造船所にも伝わるし、その逆もありうるんではないんですか？
それとも、これは長崎の技術だ、門外不出じゃ!!みたいな感じで、造船所ごとで競い合ってるんですか？

たとえば、極端な話、全国のいろんな企業の造船所で同じ型の世界最大級の豪華客船を作ったら、どこの企業の、どの造船所が一番いい仕事をしますか？
同じ品質の船を作れたとしても、クリスタルハーモニーやダイヤモンドプリンセスを受注するくらいだから、豪華客船なら長崎が一番安く抑えられるんですか？

長崎造船所はそんなにすごいとこなんですか？

どなたか詳しい方、教えて下さい。

Answer 1

未来の造船エンジニアです。
ちなみに長崎県民です☆

三菱重工ですかー
まあ昔戦艦武蔵を作ったのも長崎造船所だし・・・
歴史の教科書にも長崎造船所がでてきたし・・・
など三菱重工の中でも長崎が有名なんで、三菱＝長崎ってイメージがあるだけだと思います。
技術力は長崎も下関も神戸も変わらないと思います。
けど入社試験の難易度が神戸は少し落ちるのかな・・・
しかし、天下の三菱だけあって高卒の初任給聞いた時はとても驚きました。
長崎では三菱重工で働いてる人が金持ちかな・・・
公務員よりもらってる可能性大です。

Answer 2

私は造船には詳しくないので差し出がましいようで恐縮ですが
それぞれの分野で それぞれの熟練溶接技能者がいます
あなたの認識を否定も肯定もしませんが
技能五輪というのがありますので溶接分野で上位を占めている企業に注目してみるのも参考になると思います。
溶接を使う業種は 造船だけでなく 圧力容器（タンク）などのエネルギー関連 機械関連多岐にわたります。

造船も日本で作られるものは ＬＮＧ（極低温）船 潜水艦 護衛艦 など高級材を使う船舶がメインになってきてそれに伴い高い溶接スキルを要求されるようになっています なかなか一般人には情報が入らない部分ですね。
客船は船体部の溶接より艤装に趣がおかれてるのではないですか？