wtgjadtg様へ、 こんにちは。 Q、「助教授と準教授はどう違うんですか?? 」 A、以前、国際基督教大学が職階として置いておりましたね。 「教授」と「助教授」の間に準教授(「准教授」ではない)という職階を置いていたのです。 しかし、その国際基督教大学は、法改正後の学校教育法改正に伴い「助教授」を「准教授」に、「準教授」を「上級准教授」にそれぞれ名を改めております。 ●准教授についてです。 2007年(平成19年)4月1日施行の「学校教育法の一部を改正する法律」(平成17年法律第83号)により、日本の「Associate Professor」は「准教授」と定められました。 准教授は「優れた知識、能力及び実績を有する者であって、学生を教授し、その研究を指導し、または研究に従事する」ことを職務としている方々です。 ●助教授についてです。 助教授は、「教授の職務を助ける」ことを職務としております。 つまり助教授の職務は、研究への従事ではなく教授の補佐であって、教授から協力の要請があれば自分の研究よりもそちらを優先しなければなりませんでした。 ほとんどの場合に英語圏の「Associate Professor」という職階は「助教授」と翻訳してきた反面、日本の助教授は英語圏で言う「Research Professor」あるいは「Lecturer」の職務に相当するという見解まであり、その定義的統一性が問われることが多かったのです。 従って、助教授という言葉に含まれるこれらの問題を避けるため、2007年(平成19年)4月1日をもってこの職階は廃止されました。 ■助教授と准教授についてです。 2007年(平成19年)4月1日施行の「学校教育法の一部を改正する法律」(平成17年法律第83号)により「助教授」の職階が廃止され、「准教授」が置かれることになりました。 「助教授」が「准教授」に変わったのではなく、別個に存在する職階です。 また「助教授」は現任者がいなくなりますので、今後消滅する事になって行きます。 ご理解頂ければ幸いです。
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