父親の勤めている運送会社についてです。 父親は長距離トラックの運転手です。しかし勤めている会社は従業員をすごくひど…

Question

父親の勤めている運送会社についてです。

父親は長距離トラックの運転手です。しかし勤めている会社は従業員をすごくひどい使い方をします。一ヶ月に休みは２日か３日、仕事はだいたいいつも明け方に家に帰って来てその日の昼にはもう仕事に行きます。家の滞在時間は６時間か７時間。仕事に出る準備もあるから仮眠を取るくらいしか出来ていません。今日はひどくて、朝５時頃帰ってきてさっき朝８時過ぎにはもう仕事に行きました。すごく疲労していて見てられません。どうしても休めないの？と聞くと、配車担当の人が社長に媚びてるから断ったりしたら次からもっとひどい行程にされる。と言っていました。そんな会社って営業しちゃいけませんよね？休みもほとんどなく仮眠しか取れないような仕事を組むのは違法じゃないんですか？詳しい方回答をお願いします。

Answer 1

私は大手物流メーカーの配車をしています。本当にきつい業務ですよね。よく理解しています。長距離便はほとんどの大手企業は中小零細に丸投げし、それをまた下請けに。たとえば１０万円の元運賃が最終走るお父さんには大体半分までピンハネされています。これが今の現状なんです。ほとんどの乗務員さんは家にも帰れません。高速料金を節約する為に一般道を走り、たとえ高速をつかえても深夜割引を恩恵を受ける為には時間調整をしなくてはなりません。深夜１２時前にPAで止まっているトラックがやたら多いのはそのせいなんです。これだけきつくても年収は３５０万くらいだと思います。
法律的にそれを会社側が 強制 しているのであれば基準法違反です。大きな事故を起こしたら間違いなく営業停止を受けるでしょう。ただ高速を使うか使わないか、節約してその分収入を増やしたいか？は個人の自由なのです。会社側は強制はしていないと言うでしょう。しかも仕事を決める経営側の人間から睨まれれば いい仕事がもらえない というのも決して冗談ではありません。
ではなぜそんな仕事をするのか？と思いますよね。たいていの乗務員さんはこれしか能がないから、自分にはこれが向いているから、気が楽だから、など色々ではありますが確かに運転手やめてもたいていまた運転手に転職しています。ほとんどの運送会社が年中募集しているように定着率も大変悪く、１０人面接しても１人採用できるかできないか、採用に至っても１か月続くか続かないか、そんなもんです。日本の生活を支えるこれほど重要な仕事内容なのにこれが現実なのです。荷主との窓口である我々が改善していかなければなりません。