地方公務員(特に県職員)についてお聞きしたいのですが、転勤拒否などは出来るのでしょうか？ 介護などのやむを得ない事情で…

Question

地方公務員(特に県職員)についてお聞きしたいのですが、転勤拒否などは出来るのでしょうか？
介護などのやむを得ない事情ではなく、自己都合によるものです。
例えば家を購入したなどの理由です。

Answer 1

県職員です。

女性の場合で、出産して、育休後の復帰まもなくで実家近くで通いたいや家族で介護が必要などは、考慮されます。

でも、転勤の拒否をするより前に、事前の秋ごろの上司との面接（ウチの県はある）で、
その旨を伝えたほうがよいです。

内示発表後の異動拒否もできなくはないですが、
まわりにとても迷惑が掛かりますし、ある程度昇進等を気にするのであれば、若い間はとくにやめたほうがよいそうです。

なお、家を購入した程度では、異動拒否はムリですね。
家を買うと単身赴任になるというのがウチの県のジンクスです（苦笑）。

Answer 2

人事異動前に、自分の希望を伝える機会は大抵の県が持っていると思います。ただし、何千人も職員がいるわけですから、考慮してくれるとは限りません。

人事異動が発表された後に拒否することは、現実的には不可能ですね。
考えてみてください。自分ひとりが拒否すると、そのポストは別の人が埋めないといけない。そしてその別の人のポストも誰かが埋めないといけない。そうすると、玉突き式にとてつもない人数の人事に影響を与えるのです。

実態は県それぞれだと思いますが、うちの場合は必ず一度は遠方に転勤します。
広い県なので当然自宅からは通えませんが、一応各地に社宅がありますから、独身だと拒否する理由はありません・・・
既婚者は、単身赴任を避けたい旨を伝える機会は毎年あります。介護や自宅の位置なども考慮材料にはなります。
ただ、ギリギリ通える程度の距離までの転勤は避けられないですね。

県という広域な行政を担う職員である以上、ある程度の範囲での転勤は受け入れてしかるべきでしょう。一部地域の知識だけではまずいのです。
中には、最初から最後まで地方の出先機関で退職を迎えるもいるにはいますが・・・それは誰も行きたがらない田舎で、たまたまそこに実家があって本人は苦労しないケースだったりします。

Answer 3

当然無理です。

家があっても、妻子(妊娠中の妻も)がいても、介護したい親・重病の親がいても遠方に転勤になってる人はざらにいます。
また希望の転勤先、異動先などを年に1回書類で申し出る機会がありますが、親、妻、子供が危篤などでないかぎりほとんど無視されます。
危篤の場合配慮はしてくれますが、欠員の関係で遠方に転勤になる事もあります。

ちなみに転勤先を発表された後に転勤拒否しても人事の方は当然応じられませんし、ましてや自己都合で転勤拒否など言語道断です。人事からはもちろん職場での評判も悪くなり、主任などのちょっとした管理職になる道すら閉ざされると思いますよ。

とりあえず、異動先の発表というのは3月末に行われるので転勤拒否を受け入れると、一から人事をやり直さないといけなくなるため4月に間に合わなくなり、県職員のいる職場、県職員の家族、県民に迷惑をかけてしまいます。
というか企業にしろ公務員にしろ転勤や異動の拒否をする行為自体ありえません。
どうしても転勤に応じられなければ、退職しかないです。