貿易業務（書類作成）について

Question

貿易業務（書類作成）について貿易業務について質問なのですが、私の会社では商品を輸出しており、輸出に必要なインボイスやパッキングリストは自社の貿易部で作成する場合と、通関業者に依頼する場合があります。

この点に関して質問なのですが、自分の会社のことで恐縮なのですが、自社で書類を作成するための部署である貿易部を設けて、書類を作成させるメリットはどこにあるのでしょうか？
通関業者に依頼した場合も、書類作成料は取られているのですが、特別高いというわけでもなく、社員の人数を考えると人員削減して通関業者に依頼した方が単純計算で安くなる気がします。

いろんな事情があるのかもしれませんが、考えられるメリットは何かありますでしょうか？

補足

御回答ありがとうございます。
責任という面では確かに、そうですよね。

インボイスやパッキングリストを通関業者が代行して作成することは違法になるのでしょうか？
だとしたら、今後は依頼しない方がお互いのためですね・・・

Answer 1

インボイスやパッキングリストは、輸出国（この場合は日本）、輸入国（この場合は外国）に申告する必要があるでしょうから、自社で責任をもって作成する必要がありますので（メリットというよにも、責任の問題として）件数の多い会社や、それなりの規模の会社では、貿易担当部署があることが一般的に思います。
専門部署があることで、通関業者等に対する一本化された対外的窓口となりますし、社内的にも一本化された窓口となる点で、メリットがあると思われます。

補足のようなものですが、通関業者さんが作成するのは輸出申告書（と、付属する各書類）であり、インボイス等については、内容チェックはしても、輸出者にかわって作成を代行することがあるのかな、質問を拝見して、少々違和感を覚えました（業務停止になるようなことを、自ら行うかな、と）。

補足に対して
通関業者さんで書式の作成や、申告前に内容のチェックをしてくれるとは思いますが、インボイス等は、輸出入者が作成するものですから、通関業者は普通は作成しませんし、虚偽申告に問われる場合があります（作成代行やチェックまではありえるでしょうが、最終責任を負うための署名は輸出入者さんが行っているはず）。
ケースにもよりますが、輸出入者、通関業者等に対してペナルティ（罰金、業務停止）が科せられる場合もあります。疑問点は、通関業者さんや税関さんに事前に聞いておく方が安全です。