解決済み
心理学科を卒業して音大の音楽療法コースを目指すことについて。 この春に私大の心理学科を卒業します。 今考えている進路が2通りあり、そのことに関してご相談させてください。私は将来、医療の場でクライエントの心理的援助を行うことを夢見ています。 (一番関心があるのは小児医療ですが、高齢者を対象とした医療やその他の分野にも興味があります。) そして、心理学に興味があるのはもちろんですが、3歳のころから現在までピアノを習っていることもあり、音楽療法への関心も強く、音楽療法の勉強をしたい気持ちも強まるばかりです。 将来、医療の場での心理的援助に、ぜひ音楽療法を用いて関わりたいと思っています。 そこで、これからの進路として、 (1)臨床心理学の大学院に通いながら、専門学校で補佐的に音楽療法の勉強を行う。 (2)音大の音楽療法コースに進学し、音楽療法を中心的に学ぶ。 の2通りを考えています。 (1)であれば、臨床心理士の勉強と音楽療法士の勉強が同時にできるので、効率的であるかもしれません。 ですが、どちらも中途半端になってしまうような気もします。 (2)であれば、時間をかけて音楽療法をしっかりと学ぶことができます。 4年間音大で音楽療法について学んだあと、必要であると感じれ臨床ば心理学の大学院に入学して、臨床心理士の資格をとることも考えようかと思います。 正直なところ、今すごく揺れ動いていて決めかねています。 (もちろんその前に試験に合格しなくてはいけないのですが…ちなみに心理学の大学院と音大の音楽療法コースと療法出願しております。) そこで、音楽療法士のかた、臨床心理士のかたに伺います。 ・将来医療の現場で心理的援助を行うことを目標とした場合、上記した2つの進路のうちどちらがより有効であるとお思いになりますか。 ・(2)の進路の場合、これから4年(臨床心理士の資格を取るのであればさらに2年)を要し、実際に働くことができる時には30歳になってしまいます。この年齢が就職の際に不利に働くことはありますか。 ・もし、臨床心理士と音楽療法士の資格を療法持っている方がいらっしゃいましたら、その方にお伺いしたいのですが、両方の資格を取って良かったとお思いですか、それとも、どちらか一つで良かったとお思いですか。両方の資格を臨床の場でいかすことはできていますか。 長々と書いてしましました。最後まで読んでくださってありがとうございます。 どれか一つに関してでもかまいません。ぜひ、アドバイスをいただきたく思います。 どうぞよろしくお願いいたします。
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(3)臨床心理士の指定大学院で音楽療法の研究をする。 いかがでしょうか? 臨床心理学という基盤のなかで,音楽療法を活かしていくという考えです。 音楽は,芸術療法や集団療法でも使われますよね。 臨床心理の大学院で音楽を用いた心理的援助の方法を研究するというのが,一番現実的かなぁと思うのですが。 音楽療法士でなくても,心理療法のなかで音楽を用いて介入することはできますしね。
なるほど:1
音楽療法士のたまごです。 質問者様は何になりたいですか?臨床心理士?音楽療法士? 理学療法士や作業療法士など、医療チームには様々な分野で働くひとがいますが、みんなそれぞれに得意分野がありますよね。音楽療法士は音楽が得意分野なんです。でもセラピーを実施する中で他の専門家たちに知識を借りることはあります。例えば粗大運動やリハビリ、PTさんから知識を借りてきます。でもあくまでセラピーのメインは音楽。ここで理学療法の知識が上回ってしまったら音楽療法ではなくなってしまいます!知識があるに越したことはありませんが…音楽療法の専門性はどこへやら、です。 私は臨床心理士の資格を持っていません。だからこそ感じることかも知れませんが、働き出した時の肩書きはひとつであることが今の日本の現状ではありませんか?臨床心理士として働くか、音楽療法士(就職によっては介護や指導員と兼務になることも)として働くか。どちらにしろ高い専門性は必要ですよね。 悩まれるのも分かります。でも出願した両方受かった/両方縁がなかったもありえます。片方受かったから行くか~、というので納得できるかは別ですよね。何で臨床心理士への道を選んだのか、何で音楽療法の勉強をすることを考えたのか。もう一度、その進路を決めた時に気持ちを返してみてください。きっかけになった本も読んでみてください。自分自身の整理をして、思いつめず深呼吸もして、時間が迫っているからこそ、ゆっくり考えてみてください。 えらそうにすみません。 納得できる結果がでますよう、応援しています。
臨床心理士になるには大学院を出なくてはなりませんから最優先させるべきでしょう。 音楽療法士はまだ国家資格にはなっていないので学会認定で取得します。 大学院に行きながら専門学校というのは 実習期間にお互いに被ることも考えられるので 無理だと思います。 私は音大→教職→専門学校(音楽療法士認定)→大学(心理)→大学院受験(臨床心理士) と質問者さんの逆を進んでいます。 医療現場で小児の言語療法に音楽を取り入れたいので勉強しています。 音楽療法士の資格だけではほとんど役にたちません。 リハビリテーションに関わるなら まず臨床心理士になり医療現場や教育現場でカウンセラーとしてフィールドを持つことです。 お互いに頑張って勉強しましょうね。
臨床心理士をしています。私は音楽の素養がないので、特に高齢者領域で、できたらいいなぁと思うことはありました。 少し、考え方を整理した方がいいと思います。 まず、あなたが何をやりたいか、です。はっきりいいますが、音楽療法と心理的援助、どちらにウェイトをおいているのかわかりません。 心理的援助・そしてその方法論としての臨床心理学と、臨床心理士という側面にウェイトを置くのであれば、方法論は音楽療法に限らないはずです(むしろ限ったらものすごく狭いです)。しっかりと心理学的援助法を学ぶべきであって、音楽療法はその一方法論にすぎないという位置づけになります。そうしたら後で学ぶという選択肢や、同時に学ぶとしても専門学校ではなく別の講座を取るやり方もあるわけです。 でも方法論としての音楽療法にこだわるのであれば、(1)・(2)のどちらが有効とか関係なく、音楽療法をより有効に学べるやり方を選ぶはずで、その意味では(1)はあり得ません。中途半端どころか、カリキュラムがぶつかって通学自体が不可能でしょう。 その意味で、 ・医療の現場で心理的援助を行うことを目標とした場合、上記した2つの進路のうちどちらがより有効であるか は、無意味な質問です。どちらを主に置くのかということが重要なのであって、あなたが音楽療法士になりたいのか、臨床心理士になりたいのか、それをまずはっきりさせなければ、より望ましい進路など見えてはこない、逆にいえばそれがはっきりすれば道はおのずと決まってきます。 まあ現実的な話をすれば、医療の現場で心理的援助を行う際に、臨床心理士があろうが音楽療法士があろうが、どっちもものすごく狭い道だから変わらない、という状況も当然あります。数的な募集数でいえば、臨床心理士の方が多いのとは思います。また、あなたは「医療」に限っていますが、この両資格が対象としているものは医療に限りませんので、その点でも自ら道を狭めない方がいいとは思います。 また、年齢制限ですが、あなたが公務員を目指すのであれば年齢制限に引っかかる可能性がありますが、それ以外であればあまり関係はないといえます(ネガティブな意味で)。前述した通りどちらも募集が少ないので、年齢が高いから採用されないとかではなく、そもそも枠が少ないから道が狭いという問題の方が大きいです。 私は障害・高齢者領域にいるものですから、比較的音楽療法士に接する機会が多いとは思いますが、それでも臨床心理士並に、もしかしたらそれ以上に極少の領域にみえます。また、特に医療では、臨床心理士や音楽療法士などの、レセプトのとれない職種は経済的な理由で置かれにくいといえます。 その意味では、既存の国家資格を目指すことが最も近道ではあり、音楽を通じた作業療法と音楽療法の目的は厳密に異なりますが、作業療法士を目指すという考え方もあるように思います。アクティビティでは音楽を使いますので(繰り返しますが、これは音楽療法とは似て非なるものです)。 いずれにせよ、あなたが何をしたいのか、それによって、取るべき方法論が異なります。(1)と(2)は、向いている方向がまったく異なるものですから、あなたが本当は何をしたいのかはわかりません。あなたが心理学を根拠におきたいならば、臨床心理士として音楽療法をもちいていくこともありでしょう。あなたがより心理学に根拠をおかない、むしろ援用的に考えているのであれば、音楽療法士の道ではないかと思います。 ただし、厳しい言い方ですがこれもはっきりと言っておきます。もし、臨床心理士の方が知名度があって、就職する際に募集数が多いから、とりあえず臨床心理士もとっておいて音楽療法やっとこう(そっちの方が就職に有利だ)、というのであれば、心理学に基盤をおかないおかしな臨床心理士が一人増えるだけの話で、私は感心しません。心理への援助と、心理学を用いた援助法は、まったく異なるものです。 心理学科の学生でもう4年生であるならば、人間の心理現象が多義的であることは理解できているでしょう。そこへのアプローチも、学際色が強いものであって、様々な領域でアプローチがされています。心理学は、人間の心へと迫る方法論や考え方の一つにすぎず、臨床心理士だけが心のケアの専門家だというのは、心理士の傲慢にすぎません。 あなたが音楽療法士としての道を選択するのか、臨床心理士としての道を選択するのか。もしくは両方のアプローチを必要に応じて使い分けるなんてこともありかもしれませんが、いずれにせよよく考えるべき問題と思います。
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