解決済み
公務員試験を受けて就職した方に質問です 来年度大学3年生です。 公務員を考えているのですが、幅広くてどんな就職先があるのかよくわかりません。市役所くらいしか思い当たらない… 警察や教員など以外にどんな場所がありますか? また独学で公務員試験を勉強するのは可能ですか?もう始めなければ手遅れなのですが、目標が定まらないとやりづらいです。 また公務員なら公務員一本で一般企業は捨てるべきですか? 今色々情報を集めています。経験者の方達の声を聞かせてください。
現在は公立経営学科に在学中で、ライフプランニングや経営コンサルタントなど専門家の立場から一般の方にアドバイスしたり、年金の案内などの仕事にも興味があります。 あと市役所に限らず色々な部署がありますが、違う部署から希望部署に何年後かに移動ということも可能なのでしょうか?
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色々悩まれてるようですね。分かる範囲でお答えします。 ○まず前段として、公務員には、おおまかに2つの区分があります。1つは質問者さんの言われる「職種(=仕事内容)」です。これについては書ききれないほど幅がありますし、他の方が詳しく書いてるようなので、自分はもう一つ大事なことを。 ○それは「国」「都道府県」「市町村」という区分です。当然国家公務員となれば日本全体を対象にしたスケールの大きい業務に携わることが可能です。逆に市役所ならば、仕事の対象はそこの市(町村)だけに限られますが、よりきめ細やかな住民の方に直接関わる仕事が出来ると思います。その中間にあるのが都道府県職員と考えればイメージがつかめるのではないでしょうか。 ○試験勉強についてですが、今から始めるのであれば独学でも十分可能です。とりあえずは過去問が書店で購入できますから、そこから始めてみると良いと思います。いきなり分厚い参考書を開くよりも、何を勉強したら良いかが見えてくると思います。なお、試験内容は、国や地方の区分で少しづつ違ってきますので、そのためにも自分がどの種類の公務員を目指すかは早めに考えておくべきだと思います。 ○民間企業を考えるか否か、については即答は難しいです。ただ、公務員試験の実施日は4年生の夏頃が多いですから、その年の4月頃からはかなり集中して勉強する必要があります。その点を踏まえて、それでも就活に力を割けるかを判断して下さい。ちなみに自分は、公務員一本に絞ったので就活は一切しませんでした。今考えると結構ヒヤヒヤものです(落ちた試験もありましたし)。 ○就職後の部署間の異動ですが、十分可能だと思います。仕事の内容にもよりますが、今は3~5年で色々な部署を異動させるケースが多いようです。様々な仕事を経験させることで職員のスキルを上げる、新しい職員(特に若手)を入れることで職場を活性化させる等が理由ですね。研究業務など、その仕事に特化した職員を育てる必要がある場合は、同じ職場でウン十年なんてケースもありますが。 ○自分の場合は、出先の山の中から、町中の事業所、本庁のビルの中、等様々な職場及び仕事を経験してきました。異動の希望は叶ったりダメだったり色々ですが、最後は組織が判断することなので仕方ないですね。必要なのは、どこに行っても自分のベストを尽くすことです。これは民間企業でも同じじゃないかと思います。 ○補足として、国や都道府県だと、異動に伴って転勤を余儀なくされることがあります。特に国の場合は、それこそ北は北海道から南は沖縄まで可能性があるわけで、その点は頭の片隅に置いておく必要があるでしょう。 ○最後に、今世間では公務員叩きが多いですし、この知恵袋でも公務員批判されている方がいます。ただ、裏を返せばそれだけ公務員は注目されているということです。いい加減な仕事をすれば当然厳しい批判にさらされますが、逆もしかりです。自分も仕事で大失敗して住民の方(職場の上司ではなく)から面と向かって叱られた事がありました。一方で、仕事内容が認められてお礼を言われたときは本当に嬉しかったです・・・。 ○とりあえず、自分の出来るアドバイスはこんなところです。少しでも参考になれば幸いです。
なるほど:2
はっきり言えば、ここに書ききれないくらいの場所があります。 あまり思い浮かばないのであれば、普段の身の回りにあるものについて考えてください。 たとえば日ごろ利用しているバス・電車・タクシーなどの公共交通機関の監督は、国土交通省の機関が行っています。 あるいは今着ている服も輸入品かもしれませんが、貿易関係は経済産業省の機関が行っています。 ちなみに食料検疫は厚生労働省の機関、動物検疫・植物防疫は農林水産省の機関が実施しています。 不景気により失業した人でハローワークが混雑していますが、ハローワークは厚生労働省の機関です。 街を歩けば外国人を見ることが本当に増えましたが、外国人の入国の管理は法務省の入国管理局がしています。(入国警備官など) 街を歩いていて何かを買おうとしました。カネを使いますが、カネを作っているのは独立行政法人の造幣局です(公務員型の独立行政法人で、国家公務員試験合格者から採用しています) 確定申告に税務署に行ったと仮定すれば、そこで働いている人も公務員ですよね。(国税専門官) テレビを見れば犯罪の報道をしていますが、有罪を言い渡されたものが入所する刑務所は法務省の機関です。(刑務官) 最近尖閣諸島の問題が話題となりましたが、海上保安庁や検察庁の職員も当然公務員です。(海上保安官、検察官・検察事務官) また、有罪を言い渡すのは裁判所ですが、裁判所で働いている職員は司法府所属の特別職の国家公務員です。(裁判所事務官・書記官。裁判官も公務員です) テレビを見れば政治に関するニュースを見ない日はありませんが、国会で働いている事務職員も公務員です。(衆議院・参議院で独立して採用しています) とまぁ、国の機関を挙げてみましたが(私は国家公務員なので…)、仕事は意外と身近にあって、本当にいろいろとやっています。 日本が法治国家である以上、世の中は法に基づいて動いているので、当然といえば当然です。 挙げるときりがないです。 なので、あなたが「将来どんな仕事がしたいのか」について考えると、自然とそれに関係する公務員というのが見えてくるでしょう。 これでもぴんとこないのであれば、実務教育出版から出ている、『2012年度版 公務員試験 現職人事が書いた「公務員になりたい人へ」の本』を立ち読みなり、気に入ったら購入なりしてみてください。 よくまとまっていると思います。 http://jitsumu.hondana.jp/book/b2116.html 各省庁のHPにある政策をみて、「おっ?」っときたものはメモしておくというのもいいのではないでしょうか。 ちなみに年金相談は、公務員であれば市の職員(年金課とか)が行っています。 これは地方公務員ですね。(社会保険庁は年金機構になってしまったので、もう公務員ではないです) また、経営関係はあなたの思い描いているものとは違うかもしれませんが、経済産業省の所掌事務です。 この場合は国家公務員で、国家公務員試験(I種とかII種とか聞いたことありませんか?)に合格した人から採用されています。 http://www.meti.go.jp/policy/sme_chiiki/index.html ライフプランニングはちょっと思いつかないですが、税務署の職員や市役所の税務課などが該当するのでしょうか。 税務署の職員は大卒の場合、国家公務員I種試験や国税専門官試験合格者から採用されています。 ただし、採用されたら必ず希望の部署にいけるかといえば、そういうわけではありません。 希望を取る官庁もあるでしょうが、最終的には運…としかいえませんね。 さて、独学で公務員試験の勉強をすることは可能かということですが、不可能ではないですが、通えるのであれば行ったほうがいいでしょう。 勉強もそうなのですが、情報を得るという意味で非常に有利です。 私がこうやってつらつらと書いたことも、予備校で得た知識がかなり入っています。 ただし、独学をする場合でも、予備校や出版社のしている模擬試験は受けたほうがいいと思います。 大きいところだと産経公務員模試や東京アカデミーの模試、LECの模試などがあります。 そして、民間企業を捨てるべきかということですが…うーん? まだ漠然と公務員ーと考えるなら、民間企業も採用試験を受けるべきだと思います。 なにぶん試験は水物なので、公務員試験一本だと不合格となったときに大変なことになるからです。 ただし、あなたに何か具体的な目標ができて、たとえ不合格となって浪人する覚悟があるというのであれば、公務員一本というのもひとつの選択だと思います。 もっとも経済的な事情で浪人ができないこと、あるいは親が望まない・許さないということも考えられるので、大学の職員や親ともよく相談して決めてくださいね。 長くなってしまいましたが、参考になれば幸いです。
自分は、国家公務員I、IIを中心に受けようと思っています(ただし、理系です)。 試験を突破することは、当然大事ですが、面接もかなり重要そうな感じですよ。 現職人事が書いた「公務員になりたい人へ」の本というシリーズを本屋さんで立ち読みしてみたらよいと思います。 文系ならば予備校で対策したほうが良いかもしれません。
合格者です。 試験は都庁、特別区、県庁、市役所、国税専門官、裁判所事務官、防衛省職員、国立国会図書館、国家公務員2種(法務省、財務省、文科省など)、航空管制官、家庭裁判所調査官、労働基準監督官、衆議院・参議院事務員、などたくさんあります。 ですから非常に魅力的だと思います。 独学でも可能ですが、予備校に通うことをお勧めします。 また「二兎を追うものは一兎をも得ず」なのでどちらかに絞った方がよいです。
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