新司法試験の合格率って年々下がっていますよね？試験開始当初は50%に近い数字だったのに今では20%ちょいです。やはり受験…

Question

新司法試験の合格率って年々下がっていますよね？試験開始当初は50%に近い数字だったのに今では20%ちょいです。やはり受験者の質が下がっているからですか？

Answer 1

受験者の質なんかはどうでもいいと思いますよ。
実務を積んでいけば自然と覚えますから。

それよりも、司法試験に合格しても飯が食えない方が大変なことです。
裁判官や検察になる方が圧倒的に得です。

Answer 2

質が下がっているのではなく、当初は政府目標の合格率８０パーセントに無理にでも近づけようとしたが、実力がないのに合格させるという状況を許容できなくなってきたってのが本当の理由でしょう。

とにかくトップ合格と最下位合格者との間４００点以上の差があるらしいです。司法研修で一律に同じ教育ができないという現状です。

これから予備試験が始まります。法科大学院制度が失敗であることが露呈した今どんな見解を政府が取るのかとても楽しみです。

もし当初の目標どうり３０００人の合格者を取るのなら誰も法科大学院になんかいかなくなるでしょう。
ただそれは法化大学院生度の失敗を自ら政府が認めることになります。
民主党政権ならそれもありかもしれませんが、自民党・・自公政権になれば絶対認めないでしょうね。

とにかく第１回予備試験の状況をみんなで見守りましょう。この結果によって日本の士業の構図が大幅に変わります。
下手すると司法書士や行政書士のような資格は無意味になるかもしれません