県庁・市役所・町役場などに採用される大卒枠の行政事務職員を「地方上級公務員」と言うはずです。 県庁には県にもよりますが、総務部・企画部・環境生活部・保健福祉部・経済商工観光部・農林水産部・土木部・出納局・企業局・病院局・教育委員会などの部局に分かれ、主に国で立案された政策をその県で実行する役に当たっています(県と言う単位は、国の政策の実行機関という色彩が強いです)。ただ、県独自の仕事ももちろんあります。県税の徴収、県で保有する施設・設備の管理運営、県道の整備、県立学校の運営と教育方針の立案などは分かりやすい例です。それぞれ関連する事務は山のように発生しますから、その任に当たる人が必要になります。 市役所や町役場は、もう少し地域密着型の業務になります。公園の整備、市道や町道の整備、お祭やイベントの企画、上下水道、ガス、住民票や戸籍、小中学校の管理運営などが挙げられますが、やはりそれぞれ関連する事務が山のように発生しますから、その任に当たる人が必要になります。 どちらにしても、一般的な事務能力はもちろんのこと、ある程度以上の企画力・構想力、業者や他の部署と話すための交渉力、説明をする力、公務員としての慎重かつ公平な行動などが必要になるでしょう。「遅れず休まず働かず」などというのは昔の話です。
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