ヘンな人のほうが残って、Aさんが辞めてしまうのは、納得いかない、ってことですよね。 だからといって、ヘンな人に辞めてくれとは言えないので、Aさんが辞めてしまうのは止めようがありません。 一応理由を聞いて「また始めたくなったら来てくださいね」と言うでしょう。 もし、Aさんが「ヘンな人が辞めないなら私が辞めます」と言ったら、そのままAさんに辞めてもらいます。 Aさんのそういう要求をのんだら、Aさんはまた自分の気に入らない人に対して同じことをするようになるからです。 先生は判事ではありませんから、どちらが正しいとか、どちらが悪いから、どちらを辞めさせるべきという判断はできません。 極端なことをいえば、月謝を納めてくれるということでは、どの人も同じだからです。教室は仲良しグループではありませんから。 ただ、一人のヘンな人がいるせいで、生徒が入って来ては辞めるを繰り返すようであれば、クラスを別に設けて、新しく入って来る生徒は新設クラスに入れて、古株のそのヘンな人を一緒にしないようにします。 トラブルメーカーを作らない方法は、まずは、生徒の中でボス的な存在を作らないように日ごろから気をつけることです。 先生と生徒は一対一の直接の関係を作るようにします。そして、発表会などイベントでの、プログラム、配役などの人事決定は、絶対的に先生が権限を握って、生徒に決めさせないことです。 特定の生徒ばかりに、手伝いを頼まないことも大切です。そういうことをすると、その生徒が自分は特別で先生の次の地位で、他の生徒は自分より格下と思うようになり、アシスタント気どりでふるまうようになるからです。 個人レッスンでなく、集団に教える場合は、席順も先生が決めます。生徒の自由にさせると、必ずグループができて、暗黙の「指定席」ができて、生徒間に序列が出来てしまうからです。 それでも困った生徒がいる場合は、辞めてとは直接言えなくても、自主的に辞めたくなるように、例えば、その人が参加できないような日にレッスンや、イベントの日を設定するなどしていきます。困った人が土曜が休みでない場合、土曜に発表会をしたり、困った人が夜は外出できない主婦なら、レッスン時刻を夜に変更するとかしてしまいます。 どんなに困った生徒でも、いやがらせや極端な差別をすると、まともな他の生徒のほうが怖がって辞めてしまいますので、困った生徒のことに妙な対策をとりすぎないことです。
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