私は、今都内の音大でヴァイオリンを専攻しています。 先日、学園祭で弦楽器の友人12人でアンサンブルを組み、演奏…

Question

私は、今都内の音大でヴァイオリンを専攻しています。

先日、学園祭で弦楽器の友人12人でアンサンブルを組み、演奏会を行いました。

その時、リーダーの子がとある音楽事務所の社長さんに呼ばれ、『今、ポップスを弾ける弦楽器のグループを探しているので、良ければ事務所に入って欲しい』と言うようなお話を頂いたそうで、その音楽業界のの事を、詳しくは分かりませんが、いいお話なので考えても良いのではないかと考えています。

ですが、グループのメンバーの中には、個人で演奏会を開いたりしている人も居るので、事務所に入るのはちょっと...という考えの人や、面倒くさいことになりそうだから...という人も居るのですが、音楽事務所に入った場合、どのような契約内容等あるのでしょうか？

Answer 1

それこそ、契約内容はいろいろですが、もし専属アーティストとしての契約だと、その事務所の仕事以外の音楽活動は一切できないことがあります。大学の発表会などに出るのは問題ないのですが、自主企画の演奏会は開けなくなりますし、知り合いから頼まれて演奏するというような場合も全て事務所を通すことになります。もし収入が足りなくてアルバイトをする場合は、音楽以外の仕事をしなければなりません。
もちろん、これよりもっと緩い契約もありますし、単なる寄せ集め楽団であれば音楽活動の縛りもありません。事務所から出演依頼という形でスポットでやるだけの契約もあります。

事務所と詳しい話をする時は、そういう部分の扱いがどうなるのか、しっかり確認しましょう。在学中は大学の授業に差し支えない範囲で仕事ができるのかどうか、さらに、縛りのきつい契約の場合は、卒業したら生活していけるだけの仕事をもらえるかどうかというのも大事なことです。
往々にして契約書というのは原文を作った側だけが有利になるように書かれていることがあるものです。相談者さん達の都合も最大限尊重さてもらえる形に持っていかないと、いいように利用されるだけの立場になってしまいます。
できれば、契約書の原案を持ち帰って、同じような仕事の経験がある先輩や先生などに見てもらって相談することをお勧めします。いなければ、大学の就職相談の窓口でもいいです。
そして、不都合な点があれば条文の変更を提案し、それがダメなら辞退するくらいの態度で臨みましょう。
契約書の原文も提示してもらえず、口頭で調子のいいことばかり言うようなところは警戒した方がいいですよ。
契約の日に初めて契約書を見せられて、条文の意味もよく理解できないうちに雰囲気に流されてサインしてしまうようなことは絶対避けてください。
仕事を始めてから「こういう筈ではなかった」と後悔する人もいますし、この種の仕事では様々なトラブルの話もあります。
今は浮か気分もあるかも知れませんが、冷静な判断を心掛けてください。

Answer 2

super_qandaさんの言うとおりですね。

そんなに簡単に事務所に入って欲しいと言う声かけもいかがなものでしょう・・・。

有名事務所にしてもオーディション参加料で収益を確保して、

その金で有名アーティストのコンサートを開いて知名度をあげて、

合格者にステイタスを持たせる、そんなカラクリがまま通っています。

実際オーディションに合格したりスカウトされたとしても、演奏出演など年に一度か二度あるかどうか。

ときどき同じような質問を受けますが、自分は演奏者との契約ではなく、

ネットワークと言う形で仕事が発生した段階で、演奏派遣や音楽教室の講師を引き受けていただいています。

慎重な態度をとられることを望みます。

http://www.k4.dion.ne.jp/~epicurus/

Answer 3

契約内容は、音楽事務所によっても、演奏者個人との関係でもそれぞれだと思います。
ここで訊いていないで、その音楽事務所にもっと詳しい説明を聞くとか、音大の先輩や先生方で、音楽事務所と契約している人に現実の話を聞いたほうがいいと思います。
あなたは今学生で、音楽事務所所属になるということは、いわば就職であるわけですから、大学にも就職の相談の一つとして、相談にのってくれる担当者とかいないのでしょうか。