監査法人勤務の現役の立場からコメントいたします。 ※既に別の方と回答が重複する箇所について、ご了承ください。 ■会計士になるために必要な資格は何ですか? 他の方より回答いただいているとおり、①公認会計士試験に合格すること(俗に論文と呼ばれる)、②実務経験を積むこと(一般的に監査法人で経験を積むことが多いですが、他の職場で経験を積めるケースもあります)、③実務補習を終え、修了考査に合格すること、この3要件を満たした上で、④会計士協会への開業登録等が完了することで、「公認会計士」と呼称することが可能となります(公認会計士になれます)。そのため、厳密には③までの時点では、「公認会計士試験合格者」であり、④を満たさない限り、「公認会計士」とは呼称できません。なお、一般的に会計士試験に合格したと言う場合は、①のケースを指すことが多いように思います。 ■会計士ってどんな仕事何ですか? 監査証明業務が主たる業務となります。具体的には、決算期ごとに会社へ訪問(往査)し、企業の作成した財務諸表の数値が適切なものかを関係証憑や会社担当者からのヒアリングを通じて、検証していくイメージです。そのため、資料を入手し、各自作業を行うことも多いですが、会社担当者とのやりとりも大変多く、対話能力も必要かと思います。 ちなみに、前述の内容はあくまで主たる業務であり、会計の専門的知識をふまえ、コンサル会社へ転職した方や、教育機関の講師になった方、税理士事務所を開業された方、一般企業の財務担当になった方等、会計士を生かした別の仕事を行っている方もたくさんいらっしゃいます。そういう点では、会計士の仕事と言われれば、今では、監査証明業務というフィールドのみではなく、非常に幅広いものになっていると言えるかもしれません。 簡単ですが、私からの回答は以上になります。参考になれば幸いです。 それでは、失礼いたします。
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(1)公認会計士試験に合格すること。 (2)業務補助or実務従事の経験を2年以上積むこと。 ※どんな仕事でもいいというわけではありません。 (3)3年間の実務補習を受けるとともに、修了考査に合格すること。 この3つが必要です。今のところ(1)の試験については受験資格の制限がありません。 仕事については、会計の知識を使ってかなり応用が利きますから、「どんな」と聞かれると答えるのが難しいですね…。ただし、『監査証明』という独占業務もあります。会社が公表する財務諸表が、世の中の人たちに利用してもらうにあたって適正なものであるかどうかを判断し意見を表明する仕事です。
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