今年の公務員試験の合格者です。地方上級や国家二種などを奇跡的に合格しました。 私は有名な畑中さんのテキストは使わずに、いわゆるスー過去を何回も何回も繰り返して解きました。独学でしたのでそれしかやっていません。載っている問題のパターンと解き方をある程度覚えるくらいは繰り返しやりました。中には「仮にこの問題が初見で出されたら時間内には解けないな」と思える問題もあり、そういった問題はパターンを知るくらいにとどめておきました。 今年の経験から言いますと、数的推理と判断推理は年々難化しているように思います。得意な人でも点が取れないくらいです。得意だという人が数的にこだわって時間を浪費し時間不足で失敗するパターンもあります。むしろ、過去問などで見たことがあって、解けそうなものだけを解き、難しそうな問題や見たことのない問題を捨てるという「取捨選択のテクニック」こそが過去問練習の意義だと思います。私も無理だと思った問題はさっと見切りをつけました。知っている問題が出るかどうかの運も要求されるので、本当に得意な人以外は深入りするだけ損です。 国家二種も地方上級も他に科目はたくさんあります。どうしても数的などが苦手であれば、他の科目に重点を置いたほうが確実です。たとえば、数的や判断に比べれば文章理解のほうが取りこぼしは少ないです。理系科目や文系科目は知っていれば解ける初歩的な問題も多いです。公務員試験は満点を取る試験ではなく6、7割程度取れば筆記は通ります。7割取れば確実です。それは倍率が上がった去年も今年も同じでした。その辺は割り切って、バランスよく勉強することをお勧めします。 また、国家二種の配点は教養が2/8に対し専門が4/8です(残りは論文と面接)。二倍ほど差があるのですから、教養は足切りにかからない程度は最低取れるようにして、勉強すれば比較的点が取れる専門試験をがんばってください。 悩みの種はつきないでしょうが、努力すればきっと受かります。努力すれば解けそうな問題、解けないであろう問題の区別くらいはできるようになると思います。また、あなたが公務員としてやりたいことが見つかれば、きっと筆記の先の面接も通ります。がんばってください。応援してます。
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