ゼネコンにお勤めの方に質問です。請負金額について

Question

ゼネコンにお勤めの方に質問です。請負金額についてゼネコンの請負金額について、友人から「作業員一人あたり大体一億と考えればおおよその請負金額がわかる」
と言われたのですが、本当でしょうか？

また
RC造
地上五階建て
1300㎡
作業員(ゼネコン社員)5人だとすると
請負金額は大体5億ということでしょうか？

Answer 1

地方の上場会社のゼネコンが前職でしたが、そんな算出方法を聞いたことがありません。
たしかにスーパーゼネコン（鹿島・大成・清水など）は職員の給与および現場事務所などの経費がものすごいのは確かです。
建設コストは地域によって違います。
一概にいくら！とはいえません。
地質や構造、地域（積雪遅滞・高温多湿地域）
RCといってもオフィスビルと学校などでは違いますし、そんな大雑把な算出方法は・・・
しかしスーパーゼネコンでは昔大○建設では2億以下の仕事は経費倒れするからしない！などと言っていましたが・・・

Answer 2

工事によります。
一人で半年間で５億程度の出来高になる現場もあれば５０００万程度にしかならないものもあります。
なぜか？

建物は工事費によって管理費は決まらないのです。
工場の様な意匠性が低いものは出来高を上げやすく、逆に既存の施設の改修となると手間がかかり出来高があがりません。

質問の案件ですが、RC造の５階建てで1,300㎡の建物ならば本来ならば凡その工事費として適正なのは2.5億円前後と想定できます。
大体は配置予定として全体工程が１年ならば２～３名程度でしょう。
まず設問自体に問題があるかと思います。
この問題が5,000㎡で地上７階建てのRC造で工期が１.3年ならば凡その工事費は１０億程度となり、配置予定技術者数は４～５名程度だと考えられます。
これはケースによって様々なので何とも言い難いところでもあります。

ここまでは１名１年で１億以上になりますが、耐震改修だと全く変わります。
耐震改修だと５億で半年の工事でも６名程度配置が必要な場合もあります。

この差は、まさにボリュームメリットと建設重機による省力化の差です。
耐震改修は細かいボリュームの仕事を手作業で行う事が多く、大規模工事のように建設重機で一度に大量に施工する事が困難です。
しかし監理する項目は既存の部分も生かす必要があるので大量にあります。

で、最終的な回答としては１名１億はガセという事です。

Answer 3

20年以上前はそのような話もありました。

今は・・・まったく関係はありません。
私見ながら地場ゼネコンでも一人で3億位上げていますから。