小論文の場合、まず基本は、「結論から書く」ということです。 読み手に主張の主題をはっきりと提示すること、また書き手もそれを意識して、書いているうちに中身がブレたり、本論と関係のないことのへの脱線を防ぐためです。 例えば、「民主党は悪くないと思います」と最初に書けば、「この人は、民主党が悪くないという理論を展開しようとしているんだな」とわかります。 次に、目次です。 「悪いのは、民主党の足をひっぱっている連立弱小政党と、それを容認している国民、ニュースネタをつくりたいがために世論を誘導しているマスコミです」などと書けば、それがサブタイトル的であったり、目次の役割を持ったりして、これからどのようなことが語られるかがハッキリし、非常に読みやすい論文となります。 そして、いよいよ本文に移ります。 目次の順に、それぞれの本論を書きます。 本論には、具体的・客観的な事柄やデータ、ならびに自分の意見や主張を書きます。 自分の意見が世間一般と異なる場合は、両論併記の形をとり、さらに自分の意見が異なるのは、なぜかということが書ければよりベターです。また、自分の意見が世間の多くと類似的であっても、やはり相反する意見を併記して、自分の意見がなぜそうなのかを書くと、「ちゃんと考えている」という印象を与えるでしょう。 文字数に余裕があるばあいは、エピソード的なことがらも挿入したらいいと思います。 そして最後に、「よって、悪いのは民主党ではなく、連立政党、国民、マスコミの3者だと言えます」と、もう一度結論を繰り返します。これで締めくくってもかまいませんが、より良いのは、今回の例の場合は「3悪」を取り上げましたが、この3悪が良くなるためには、どういうアプローチが必要かを述べることです。 なお、書店には、「小論文の書き方」のハウツー本が出ています。何種類もありますが、大同小異ですので、どれか一冊、読みやすそうなものを選んで購入し、目を通されるといいでしょう。 論文の形式だけでなく、基本的な文章作法についても書かれていますので、これらを守って書けば、読み手は非常に良い印象を受けます。 また、文字数は、制限文字数の90%以上が望ましく、制限文字数が1000字以上の場合は、90%以上ではなく、「制限文字数ー100文字」以上と考えてください。
< 自分のペースで、シフト自由に働ける >
パート・アルバイト(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る