解決済み
放射線に関わる職種って放射線技師以外にどのような職種がありますか?
また、放射線技師とそれ以外の放射線に関わる職業を比較した場合どのような違いや特徴があると思いますか?
4,119閲覧
放射線に関る職種としては放射線技師(正確には、診療放射線技師)以外に放射線取扱主任者(正確には、職種でなく資格)があります。診療放射線技師がもっぱら医療に携わるのに対し、放射線取扱主任者は放射性同位元素あるいは放射線発生装置の使用者、販売業者、賃貸業者及び廃棄業者(以下、許可届出使用者等)の事業所毎に1名置かなければならないと放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律に定められています。放射線取扱主任者には第1、第2種、第3種があり、それぞれ取り扱える範囲が決まっています。ここで言う放射線とはアルファ線、重陽子線、陽子線その他の重荷電粒子線及びベータ線 、中性子線、ガンマ線及び特性エックス線(軌道電子捕獲に伴って発生する特性エックス線に限る。)、1メガ電子ボルト以上のエネルギーを有する電子線及びエックス線です。事業所としては、例えば 原子力発電所、非破壊検査事業所、放射線管理業務事業所、放射線廃棄物取扱事業所等があります。 次に、診療放射線技師と放射線取扱主任者の違いですが、一番の違いは国家試験の受験資格です。診療放射線技師は国が指定した養成機関(多くは大学)で3年以上学ばないと受験資格が得られません。一方、放射線取扱主任者は受験資格は無く誰でも受験できます。また、第1種、第2種は筆記試験で合格率は結構厳しいですが、第3種は講習のみで得られます。私が受験した時は第1種、第2種は選択式ではなく全問記述式でしたが今はどうなっているか知りません。給与については経験年数などにもよって異なりますが、診療放射線技師の方が高いです。
なるほど:2
医療用以外でしたら、非破壊検査業や化学分析業なんかがあります。 資格も放射線取扱主任者やエックス線作業主任者、ガンマ線透過写真撮影作業主任者といったものが存在します。 非破壊検査業であればJISの放射線透過試験の資格なんていうのもあるようです。 医療用以外の場合、対象が「人体」ではなく「物」となります。 物質中の元素分析からはじまって、構造物の溶接まで多種多様な「物」を検査することになります。 場合によっては屋外での検査もありえます。
診療放射線技師です。国家資格だけでもみると、核燃料取扱主任者など色々とあるのがわかります。自分が国家資格を取得後に講習を受けたのは原子力研究所というところでした。詳しく走りませんが、放射線を取り扱うということなら、原子力発電所のほかにも、非破壊検査など放射線を用いる仕事は結構あると思います。放射線自体にすごく興味はあったのですが、専門学校に入った後だったので、そのまま診療放射線技師になりました。捕捉について自分の意見を述べさせてもらうと、放射線技師とそれ以外というよりも、放射線を何に対して使用するかによって道は分かれると思います。放射線技師になった自分は、放射線に関する知識をどんどん忘れて言っています。放射線に対して心配する患者さんに説明する程度にしか知識を使わないからです。今は放射線よりも人体の構造、仕組みの方がわかっていると思います。そのほかの職業でも放射線を専門に研究する施設や大学を除けば、放射線よりも、放射線を発生させる機械や、利用する装置の仕組みの方が詳しくなっていると思います。長くなりましたが、自分はこの道一本9年なので他の仕事の待遇や内容はよくわかりません。でも、放射線を勉強していた時はすごく楽しかったです。
医療職の場合、放射線を扱えるのは、 医師、歯科医師、診療放射線技師の、現在は三つのみです。 これ以外の資格では放射線は扱えません。 それ以外にも、放射線科配属の看護師など、業務に関わることはありますが、 決定的な違いは、人体に放射線を照射することは出来ないということです。
< 質問に関する求人 >
放射線技師(東京都)この条件の求人をもっと見る
求人の検索結果を見る
< いつもと違うしごとも見てみませんか? >
覆面調査に関する求人(東京都)この条件の求人をもっと見る