バイトの月給の出し方って時給×働く時間じゃないんですか？

Question

バイトの月給の出し方って時給×働く時間じゃないんですか？なんか税金が引かれるとかなんとか…
時給で考えると16万でも税金が引かれて実際は12万ぐらいしかもらえないって知恵袋で見ました。本当ですか？

本当だとしたらいくらぐらい引かれるんでしょうか？
例えば、時給800円×1日8時間×週6日だと月どれくらいですか？

Answer 1

いくら税金が引かれるかは、その人の働き方によります。
一か月単位ではなく、年収で考えます。

さて。バイトといえども課税対象です。
しかし、「控除」というものがあります。
単純に言うと『本当は税金かかるんだけど、年間○○円以下ならいらないよ』というものです。
・基礎控除 年間38万円
・給与所得控除 年間65万円
・勤労学生控除 年間27万円
です。
トータルは１３０万円。
学生は、これを超えなければ、税金はかかりません。
が、１０３万はこえるので、親の扶養からは外れてしまいます。
フリーターの場合は、基礎控除と給与所得控除で１０３万円です。
時給800円×1日8時間×週6日というペースで１年間働くと
年収は１３０万をこえてしまいます。
しかし、数か月だけそのペースで働き、年間の収入を１３０万円以下にすれば、控除は受けられます。

そして「親の扶養」とはなんぞや？
フリーターや学生は、親の扶養にはいっている人が多いのですが、これは
『あーそっか、養ってる人がいるんだね、じゃあお父さんorお母さんの税金は減らしてあげるね』
というものです。
年収１０３万円を超えると、親の扶養から外れてしまいます
この場合は、親が扶養控除を受けられなくなり、(親が払う)税金がアップしてしまいます。
さらに、お父さんがサラリーマンで、会社の保険を利用していた場合などはそれも外れてしまい、自分で保険に入る必要が出てきます。

さてさて。
毎月の給料が大体8万7千円以上になる長期アルバイトの場合、会社が「源泉徴収」といって、
あらかじめ税金分を天引きするところが多いのです。
天引きしてもらっていると、自分で確定申告をする必要がないので大変便利なのです。
アルバイトでも保険にはいれるところもありますから、親の扶養から外れており、
『じゃあバイト先の会社で保険にはいるよ』
という場合は、それも天引きされます。同じようにバイト先の会社を通じて年金を払う場合もありますね。
結果、フリーターで親の扶養にはいらず、自分で生活しようとすると
『１６万円の給料でも、手取り１２万くらいになっちゃう』
ということになるわけです。
自分のお給料から、何がどうひかれているかは給与明細をよーく見てみることです。

Answer 2

１日８時間で週に６日働けるならアルバイトではなくて正社員の口を探したの方が良いのでは？

Answer 3

その通りですね。
バイトと言えど給与支払者は予め給与支払う時に源泉徴収するように
所得税法で規定されているからですね。
それはあなたがバイト先の社会保険に加入しているか、扶養控除等申告書を提出しているかで
天引きされる所得税は異なります。
月給153,600としてそのバイト先で社会保険に加入していると
扶養控除等申告書を提出していれば2,410ですが
提出していないと、6,200が毎月の所得税として源泉徴収されますね。
結局、あなたが貰えるのは12万7千ですね。
社会保険に加入していないと、提出していれば3,060、提出して無ければ9,100が所得税として源泉徴収されますね。
その時は手取り14万4千になりますね。
扶養控除等申告書は1人であっても扶養する家族がいなくても提出する必要がありますが
バイトの他に本業の勤務している人はバイト先には提出することは出来ません。
従って、その時は高めの所得税が源泉徴収されることになっていますね。
しかし、安心して下さい。
これらは年末調整で還付されて来ますし、あるいは確定申告することにより、
納め過ぎの所得税は還付して戻って来ますね。