解決済み
経理事務に対する資格といえば、やはり簿記検定です。 簿記検定は、日商(日本商工会議所主催 簿記検定)、全経(全国経理教育協会主催 簿記能力検定)、全商(全国商業高等学校協会主催 簿記実務検定)、全産(全国産業人能力開発団体連合会 簿記能力認定試験)と4つありますが、一番知名度が高く、求職活動や査定などに影響するものは日商簿記検定です。 日商簿記は、3級~1級まで受験でき、3級では借方・貸方や資産・負債・純資産・費用・利益の判別や個人商店で行うような簡単な決算まででき、毎日勉強すれば2ヶ月で合格できると思います。2級は株式会社の会計の仕組みや、工業簿記といって、製造業において製造原価を計算し、それを外部に報告するための簿記も出てきます。 (2級をあきらめる人は大体工業簿記でつまずく人が多いです。) 1級は、商業簿記、工業簿記の他に、会計学や原価計算も出題されます。会計学は商業簿記とかぶった内容で、原価計算は工業簿記とかぶった内容ですので、商業簿記と会計学、工業簿記と原価計算をそれぞれひとまとめにして勉強するほうが効率的です。1級の難易度はかなり高く、800時間勉強しないと合格できないと言われており、早くても半年、通常ならば1年程度は勉強して行かないと合格は難しいと言われてます。全経の上級という試験もありますが、日商1級とほぼ同じ難易度で、日商1級か全経上級に合格すると、税理士の受験資格を得ることができ、しかも税理士試験科目のうちの簿記論という科目の受験が免除されます。 税理士試験は、いくつかある受験科目(簿記論、財務諸表論、所得税法、法人税法、相続税法など)のうちの5科目に合格すれば晴れてなることができますが、日商簿記1級か全経簿記上級のいずれかに合格していると、そのうちの簿記論の試験が免除されるため、残りの4科目に合格すれば税理士になることができます。 また、経営に関する直接的な資格はありませんが、中小企業診断士など、一部該当するものもあります。かなり難易度は高く、日商簿記よりも難しいようです。 仕事が経理事務をされているとのことですので、日商簿記の3級からはじめて1級までステップアップすれば、将来は税理士になることも夢ではありませんので、頑張ってください!!
経理をやっているならば簿記でしょうね。経営に資格はありません。というか経営者はすべて(浅く広く)わかっていなければいけません。 その会社の商品でもあるいはソフトやサービスでも、会社へのインプットからアウトプットまですべてであり、且つ法律、税などすべてです。
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