従兄弟がエアラインパイロットを夢みていますがまだ 6年生です 何を習わせ 何点をとればいい 航空大学は入学金はいくらで …

Question

従兄弟がエアラインパイロットを夢みていますがまだ 6年生です 何を習わせ 何点をとればいい 航空大学は入学金はいくらで いくら年間かかるなど 色々教えていただきたいです よろしくお願いいたします。

Answer 1

あまり専門的なことをかいてもあれなので。

とりあえずパイロットになる方法は大きく分けて4つあります。
1つ目は自社養成。会社の訓練生として入社して、パイロットにしてもらう方法です。JALANAとそのグループ企業などが採用を行っています。受けられるのはJALANAだと大学または大学院の新卒時一回のみ。他の会社だと高卒以上等まちまちです。倍率はJALANAで100倍ほど。両社ともに50名から60名程度とります(もっともあと数年JALは自社養成を行わないだろうが)

二つ目は航空大学。大学二年以上在学で受験できますが、実際は新卒時に自社養成の第二志望として受ける人が多いです。学費は2年間で全寮制400万。卒業時に航空会社の専用の採用試験を受けますが、正直どこに就職するかは本人の能力だけでは決まらないので就職先は運次第です(九州出身者はJTAなど)

三つ目は東海大などの大学養成のパイロットコース。大学在学中に航空大学と同じような教育をして、免許を取得、採用試験を受けます。費用は1600万から2000万ほど。民間なのでこのくらいかかってしまいます。ですがようやく東海大の一期生が卒業したばかりなので、今後就職などの扱いなどが不透明です。とりあえず今の段階では絶対オススメできません。

最後は自費取得。文字通り自分で免許を取って、有資格者向けの採用試験を受けます。費用は1600万ほど。基本的方針としてはアメリカで取得→日本で習熟訓練＆日本の免許に書き換えをして、試験を受けます。ですが実際のところ免許取っただけで就職できるなんてことはまずありません。アメリカで教官などをして、実務経験を積まないと採用されることはまずないです。これも自分はオススメできません。というより自社養成・航空大学落ちた人や社会人からのチャレンジなどの人達がやるものです。

とりあえず今の段階ではできるだけいい大学にいくことです。偏差値が高いから有利になるというのは絶対ありませんが、実際のところ合格者の平均は早慶レベルです。個人の問題と言ったらそれで終わりですが、学歴というのは持っていて損はないものですし。
文系理系や学科等は関係ありません。好きなことをやればいいです。ただし英語だけは絶対必要なので、英会話をやるなりして今のうちから英語を勉強するといいです。また当然部活もやって体も鍛えること(ただしラグビー等脳波に異常をきたすスポーツは厳禁)
あとよくある間違いで、パイロット志望だからといって中学・高校時代にフライトシミュレーター等にはまるのだけは絶対ダメです。視力的な意味もありますが、そういう専門的なことはパイロット養成過程に入ってからやるのでまったく必要ないです。