兼業農業について質問ですが、 サラリーマンをしながら、土日は田んぼや畑をされている方は多いと思います。たぶん収穫し…

Question

兼業農業について質問ですが、

サラリーマンをしながら、土日は田んぼや畑をされている方は多いと思います。たぶん収穫したものを家で食べたとしても、少し余るくらいの少量の農作物は、近くのJAなどに買ってもらうのでしょうか？？

（説明が難しいですが・・・ 理解してもらえたでしょうか？？）

補足

農家の現状というよりも、、

・少ない収穫量でもJAと取引があるのか？？
・また肥料や薬品の購入もJAを通してなのか？？
・地元JAとの取引か？？全農との取引か？？

この3点についてお願いします。

Answer 1

趣味で退職金をコンバインやトラクターやトラックや田植え機に費やしている人なら知っていますが。。。
私よりでかい機械ばかり持って、毎日田んぼで遊んでます。道楽です。

コンバインも中古で30万ぐらいでかっても故障だらけ、トラクターも中古で買っても故障して部品がない始末。
カメムシが食い荒らして真っ黒お米のしまつ。

名古屋あたりで田んぼを借りまくって、穀物を生産している農業生産者団体が
大臣賞なんてとってましたが。ＴＯＹＯＴＡのトラック工場に田んぼを取られて、嘆いていました。。。
膨大なお金を費やして整備した田んぼをいとも簡単に工業地へ。。。
農水大臣も知らなかった。。。という悲しいお話。。。
食料が輸入できない緊急事態に農地がなかったらどうするの。。。

Answer 2

>少し余るくらいの少量の農作物は、近くのJAなどに 買ってもらうのでしょうか？？

普通は無理です。

都市近郊のAコープ（JAの運営するスーパー）では、野菜の直売所形式で、店舗の片隅に農家（組合員）の持ち込んだ無選別の野菜を販売するコーナーを設けていることがあります。梱包や値段付け商品の陳列なども持ち込んだ農家が行います。ただ、これは農業の第一線を引退した『おじいちゃん』『おばあちゃん』の趣味のコーナーのようなもので、本格的な収益を狙っているわけではありません。とはいえ、長年農家をやってきた、おじいちゃん・おばあちゃんに染み付いた本能みたいなもので、見栄えの美しさや、売れた、売れなかったなど、じいちゃん・ばあちゃんたちは、たがいに競争心をむき出しにして、真剣にやっています。

・少ない収穫量でもJAと取引があるのか？？

組合員ならば規格内のものが出荷できれば可能です。とはいえ玉ねぎダンボール１０箱程度が最低単位です。大根が１０本余ったから買ってくれ的な出荷は受け付けてくれないと思います。

ただ、少ない量ならJAを通すよりは相対で販売したほうがよいでしょう。

・また肥料や薬品の購入もJAを通してなのか？？
JAの集荷場を使っている農家は、肥料や薬品の何割かはJAを通じて買うのが普通です。

・地元JAとの取引か？？全農との取引か？？
地方のJAは、全農の下部組織です。全農は直接対農家と取引をしていません。

Answer 3

①少量のコメは親戚や知り合いなどに譲る（有償）ことがほとんどです。農協に出荷することも可能です。
②野菜や果樹は、ある程度の「量」が必要です。選別・選果も必要ですから、少量では出荷単位になりません。
③都市近郊ではＪＡによる「直売所」が多くなってきました。少量・非選別でも問題ありません。運賃・市場経費・箱代などもかかりませんから、農家の手取りは多くなります。
直売所の出荷に関しては、地元ＪＡへの加入はもちろんですが、直売所部会のようなものもあり、これはかなり閉鎖的だったりします。簡単にダレでも出荷はできません。また、農薬の使用履歴などをキチンと記録する必要があります。
④肥料や農薬などはどこから買っても問題ないと思います。ホームセンターなどの方が、少量であれば割安です。ＪＡの場合はトラックで届けてくれて、倉庫に搬入してくれますが、肥料などはトン単位になります。
⑤全農と農家が直接取引するような例はありません。

Answer 4

兼業農家です。
まず、地元のJAに組合員口座を作らなければ取引できません。出資金が必要です。
その上で、作物ごとに組合があり、規約に基づいて出荷します。いきなり参加はできません。
また、近年は農薬にも厳しくなり、JA以外から買った農薬や種子を使用の場合は、出荷出来ない事もあります。トレーサビリティーという栽培記録も必要になっています。
出荷する際には、梱包資材以外にも、出荷手数料がかかります。
あくまでも、契約者との取引であり、買取をしてくれるのではありません。スーパーで売っているのも、道の駅などで売っているのも生産者組合のような形で参加している方々です。個人で余った分だけ都合よく売るのは、出来ない事はありませんが、難しいと思います。