はじめまして。 「法律家」になりたいのであれば、司法試験(弁護士・裁判官・検察官、以下法曹)か司法書士です。 法曹は純然たる法律家です。 司法書士は限定的ではありますが、法律家のはしくれといえるでしょう(非公式ですが、某有名弁護士は司法書士を准法曹と呼んでおられます)。 一方、行政書士は、法律職に数えられてはいますが、官公署に提出する書類作成(他士業の独占となっているものは除く)が主たる業務です。 その書類作成に必要な手続的相談は受けられますが、問題解決のための法律相談は受けられませんし、ADR(裁判外紛争処理手続)代理権も認められておらず、また、裁判員からも除外されておらず、法律家と呼ぶには心許ないです。 次に、難易度ですが、司法書士>行政書士です。 行政書士試験は、6割とれば合格できる絶対評価の試験であり、実質的な試験範囲はそれほど広くはないので、きちんと勉強すれば誰でも合格できます。 司法書士試験は、例年8割程度が合格最低点であり、合格者数が決まっている相対評価の試験であり、また、試験範囲はかなり広いです。 人によって異なりますので、あくまで単純な目安ですが、1日8時間勉強するとすれば、行政書士なら半年~1年、司法書士なら2~4年くらいはかかります。
どうせ挑戦するならば最難関の司法試験に挑戦し、ダメであれば書士を受けることも考えられてはどうでしょうか。
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