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タンクローリー(危険物)の構造について

タンクローリー(危険物)の構造について危険物(ガソリンや灯油など)を運搬する、タンクローリーの 最大積載量は、3万リットルで、 4千リットル毎に、仕切ってあるという。 で、何故、仕切っているのでしょうか?

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回答(1件)

  • ベストアンサー

    例えば30キロリットル(3万リットル)の液体を一つのタンクで運ぼうとすると、加速や減速の際、30トン近い重さの固まりが移動エネルギーを伴って前後に一気に移動します。 またコーナリングの際にはカーブの外側に30トン近い重さが集中します。 (上記はあくまで話をわかりやすくするための例えで、実際には満載状態よりもある程度減っているときの方が移動に伴う重量バランスの変化は大きいです) これはハンドル操作やブレーキ動作等に大きな影響を及ぼし、安全な運行には大きな障害となります。 これを避けるために、タンク内の液体のスムーズな移動を妨げるための仕組みが仕切り板(タンクをいくつかの部屋に仕切る板)、若しくは防波板(左右の移動を遮る板)です。 消防法で定められた危険物を輸送するタンクローリー内の一つの部屋の最大容量は消防法で4キロリットルと決められていますので、大型のタンクローリーは4キロリットルごとの部屋(輸送形態に合わせて、4キロリットル、2キロリットル、1キロリットル等の大きさの部屋に分けられる場合もあります。)に分けられています。 各部屋は完全に独立している構造なので、複数の部屋を持つタンクローリーであれば、例えばガソリンスタンド向けに異なった種類の油(ハイオク・レギュラー・軽油・灯油など)を1台のタンクローリーで同時に輸送することが出来ると言う利点もあります。 http://www.kyokuto.com/product/buturyu/tank/index.shtml

    なるほど:3

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