日本人はヴェネチアの職業、ゴンドリエーレなることはできるのでしょうか？

Question

日本人はヴェネチアの職業、ゴンドリエーレなることはできるのでしょうか？イタリア語の教育番組でヴェネチアのゴンドリエーレという職業に興味を持ったのですが、
この職業は日本人でもなることができるのでしょうか？
２００７年からヴェネツイアにゴンドリエーレの養成学校ができたとか・・・。日本人に門は開かれているのでしょうか?

また、よろしければゴンドリエーレの試験に合格した際にかかるというお金がいくらくらいにになるのか教えていただきたいです。

３カ国語を話せなくてはいけないとか、実技試験が難しいとか、定員制だから試験にパスしても現役のゴンドリエーレが引退するまで数年以上待ちぼうけだとか、色々厳しい条件があるみたいですが、挑戦できる道があるのならば目指してみたいと思っています。

Answer 1

いま女性のゴンドリエーレさん（もしかしたらゴンドリエー「ラ」さんというようになるかもしれないが。名詞に女性形がいままでなかったのでどう呼ぶのかわからないが。）もいるので出来るのではないでしょうか？

ゴンドラ漕ぎはどこの国籍の人でもなれるそうです。国籍は問われないといっていました。

ゴンドラは自分で買わないといけないので、４０．０００ユーロです。（銀行ローンで借りるという手もあります。）ゴンドラ漕ぎは収入がいいです。１時間１００ユーロ稼げるので、そこからゴンドラ組合がきめた税金、年金、組合費を払います。

しかしゴンドラ漕ぎになる前に「就労の滞在許可書」をどのようにして手に入れるか？です。

働くには２つの書類が必要で、

就労ビザ（日本で日本のイタリア大使館が出す物で、外務省管轄。）＋イタリアの就労の滞在許可書（イタリアのヴェネチアの警察が出す物で、内務省管轄。）

この２つがないと働くことが出来ません。

いまはEU国籍以外の人がこの２つを手に入れるのは「イタリア人あるいはEU国籍の人との結婚」しかありません。

語学留学で１年ぐらい滞在して結婚相手を探して結婚してこの２つ（ビザはいらなくなるが滞在許可書は必要）を手に入れることが出来たら、ゴンドリエーレも出来ると思います。

ゴンドリエーレの養成学校は職業訓練校ですから学費は安いでしょう。

３カ国語は観光案内が出来る程度でよく、ゴンドリエーレで英語が堪能な人はいません。

学校を終わったら１年間ぐらい大運河の渡しの漕ぎ手をやらなければ独り立ちできないようになっているようです。

ゴンドラ自体が高いので誰かから買わないと出来ません。

イタリアでもアパート代が高いヴェネツイアに１年間語学学校に通うとなると最低約３００万円は必要です。

語学学校に通っている間にEU国籍の人を見つけて結婚まで漕ぎ着ければなれます。