ダブルライセンスを持っている人はたまにいます。つまり両方使えます。でも、実際に両方の資格を有効に使っている人を見たことはありません。無駄が多すぎて、職業として考えるには意味がないからです。 要するに時間とお金が相当かかるのです。 双方とも国家試験後、研修過程を終えたのち、さらに専門分野を得るためにどこかに数年間所属して、初めて一人前になるわけです。しかもそれでも限られた一分野の話であって、専門以外は素人に近い感じです。(同じ医者でも、内科医が専門外の外科の手術をすることは難しいでしょ?) ちなみに最短でも一方の大学を卒業し、もう一方に編入したとしても6年+4・5年(2年次もしくは3年次編入なので)+研修医の期間が二つ合わせて3・4年の計14年程度はかかりますし、実際は実務をそれぞれ最低5年程度は積まないと、まともに診療することは難しいと思います。 つまり一人前になるには卒後も含めると片方で10年以上は必要です。これを両方となれば、相当長い年月になりますし、その間、片方の資格で稼げる金額を考えるとその経済損失は大げさでなく億単位になりますから、経済的に考えると破綻しています。 ちなみにダブルライセンスをもたれている方のほとんどは、最初に歯科医師免許を取得された後、医科に転向される方です。
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