解決済み
着物の展示会で仕事をしています。京都の呉服問屋で今年から働いている者(新卒・♀)です。 私は企画営業ということで、全国の小売店さんの開催する展示会に仕事で行きます。 展示会の企画と段取りが社内での仕事で、 現場では実際に来場されたお客様に接客をして販売をします。 いわゆる、着物の展示販売会ですので 囲み販売での押し売りやお土産攻撃など、着物販売のイメージそのものです。 それを年中あちこち全国の小売店さんでやっています。 この先絶対にこのやり方では存続できないと会社の人間皆が思っているけれど まだ動くことができず、予算達成などめったにできることのない状況です。 私は、会社の業績うんぬんよりも、 絶対に着もしないであろうおばあちゃんや、生活に余裕のない方々にさえ販売しているという現状、 お客様を苦しめてしまうことさえあるこの仕事に対して誇りももてず、心苦しい気持ちで働いています。 そして展示会が続くと休みをとることができず、去年とある月は丸一ヶ月休み無しでした。 振休はもらえるのですが、だんだん消化できなくなりつつあります。 社会にでてたった一年弱で弱音ばっかり吐いている自分に嫌気がさすのですが、 転職を考えてばっかりでいます。 この不景気に正社員で働くことは本当に有難いことだし、 辞めてしまったらもう正社員にはなれない可能性はとても高いと思います。 今はもう営業もしたくなくて、事務は良いなぁとか思ってしまうことが多いです。 それでも3年は続けないと社会的にも自分的にも良くないとは言われますが…、 早く辞めてしまいたい気持ちでいっぱいです。 (ワーキングホリデーに行きたいという夢をもっているので余計に…。) 何を質問したいのか、という感じになってきましたが、 現実の厳しさ等で喝を入れてくだされば幸いです…。
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1人がこの質問に共感しました
昔呉服屋チェーンに勤めておりました。 私は問屋ではなく小売でしたが 入社一年目に全く同じ悩みで退職を申し出た事がありました。 そんな中、その気持ちを見透かされたように よく展示会等に顔を出して下さるお客様より 「あんた、こんな高いモノ売りつけて悪いなぁ・・・とか思っとるんとちゃう? あたしらは、あんたの倍以上の人生生きとんねや。あんたのような子供に 財布の心配してもらわんでも大丈夫やわ」 と言われてしまいました。 作り話のような話ですが本当の話です(^^; また、 >絶対に着もしないであろうおばあちゃんや、生活に余裕のない方々にさえ販売しているという現状、 お客様を苦しめてしまうことさえあるこの仕事に対して誇りももてず、心苦しい気持ちで働いています という文章を読ませて頂いて感じたのですが、 質問者様の売上実績はいかほどのものでしょうか?? 勝手な想像で大変申し訳無いのですが あまり好調ではないのでは? と感じました。 >絶対に着もしないであろうおばあちゃん 「私はもう年で着れないけれど、箪笥の中に着物を入れて それを眺めているだけでも幸せ・・」 と、仰るお客様に出会った事があります。 実際に販売もしましたし、無理を言って一緒に着物を着てお出掛けもしました。 >生活に余裕のない方々にさえ販売している 着物が好きで、生活は苦しいけど着物を着てお出掛けするのが喜びだから頑張って買うわ! と仰るお客様にも出会いました。 察するにお客様を自分の物差しで測っておりませんか? 好きでも無いものにン十万円も出しませんし、 本当にいらないものなら、クーリングオフしてきます。 そして究極は、展示会でおススメした途端に 急に立ち上がって走って逃げたお客さまもおられました。 何より、本当に嫌なら来店しません。 言い方は悪いのですが、展示会は 「記念品は欲しいが、着物はいらない」というお客様と 「記念品で釣りたい」という呉服屋の 狐と狸の化かし合いという一面もありますので 深刻に「自分が加害者」と思いこまない事も大切だと思います。 「お客様を苦しめてしまうことさえあるこの仕事」 確かに仰る通り、我々の接客ひとつで お客様を苦しめてしまうリスクはあります。 でも、苦しめているのは、貴方の接客技術が未熟だからではないですか? 会社でも、ノルマでも、販売員でも、まして買う気が無いのに来店したお客様でも 誰のせいでもなく、お客様が嫌な思いをされているのは、貴方自身せいだと考えて下さい。 「どんなお客様でも来店してもらえば 私の接客で満足して、その結果お着物をご購入頂く」 そんな気持ちで接客していれば「苦しめる」という言葉は出てこないかと思います。 もう他界された、着物作家ではありますが 二代目國兼屋洛楽人という先生は 着物の特質もさることながら、お客様に「販売」を楽しませる 技術が見事だと感じた事があります。 問屋という立場上、販売員ほど出来る事は無いかもしれませんが 貴方の接客によって「着物が素晴らしい、着てみたい」と思わせる事は 出来ると思います。 私は、結局仕事を辞めずに 会社が倒産するまで5年足らず勤めました。 その後結局、次に雇って頂ける呉服屋が見つからなかったので 事務職に就いておりますが、 呉服屋の時の経験に今でも助けられております。 今、苦しい事から逃げずに、 自分を高めて状況を打破するように 努力することは、後に転職する際、 また、転職後に自らを助けてくれます。 因みに、私は倒産後、2回転職しておりますが いずれも、希望の所に入れておりますし 今の職場は応募者120名中1人の採用枠を勝ち取れました。 これもひとえに呉服屋で培った「社会人力」だと自負しております。 続ければ、必ず貴方の望む未来に繋がると 私は信じております。 頑張らなくても良いので 「自分がこの職場で、お客様の為に何が出来るか」を考え続けて下さい。 長々と失礼いたしました。 陰ながら応援しております。
なるほど:8
では、喝を入れましょうか(苦笑) 質問者さんは実のところ、無理やり需要喚起を図らねば売れない呉服業界の現状に嘆いている話で、囲み販売での押し売りやお土産攻撃はその付け足しとして抵抗を感じているんです。 早い話、押し売りもお土産攻撃も「そこそこ」に入れ食い的に売れる状況なら、質問者さんは自己の実力を錯覚的に過信してこういう悩みに至ることはなかったわけで、いまのこの悩みと比べて、果たしてどちらが質問者さんにとって良いことなのかが核心ではないですか。 社会の一端が見えてきたとき、営業から卒業する前提で転職を図っても的は狭まるだけです。それならいっそ、お客が納得も満足もしてもらえる業界・業種の品目を販売する道に活路を求める形も視野に入れ、あといくばくかの期間をさらに勉強に充てていく目標を設定しませんか。 まだまだ勉強の足りない部分があると思います。嫌だから辞めるという短絡の図式より、その会社の弱点を知り尽くした上で、今度働く場所は絶対こうであってはならない、その想いだけをぶつける形で転職活動に活かしていきたいわけです・・・ …なんとかなる★
「ちょっとくらい悪いことしても安定した収入が欲しい・正社員でいたい」と思えるなら頑張って3年続けたらいいと思います。 要は、自分が他人様にやっていることを自分が許せるかどうかでしょう。 好きで買い物に来ているとは言え、年金暮らしの老人にローンを組ませて、高価な貴金属や呉服を売るような会社は、一消費者から見て「まともな会社」とは思いません。自分の身内だったら就職させません。「加害者」になっちゃいますから。 質問者さんの勤め先がそういうところでなければいいのですけど。
なるほど:2
そうだね:1
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