心理関係の仕事に努めている方に質問です！！！

Question

心理関係の仕事に努めている方に質問です！！！私は昔から人から相談などをよく受けたり、人と話すことが好きでした。

これを将来活かす仕事に就きたいと調べたところ、臨床心理士の仕事に出会いました。

しかし、よくよく調べていくと、固定観念で「臨床心理士」になりたいとばかり考えてましたが、
カウンセラーにもたくさんの種類があることに気づきました。

大学院に行き、臨床心理士の資格を取得する予定ですが、臨床心理士の資格を活かした
仕事はどんな種類があるのか？どんな仕事内容かをできる限り教えていただければと思い投稿しました。

一度視野を広げて就職を真剣に考えたいのでよろしくお願いします！！！

力を貸していただければ幸いです☆

Answer 1

＞固定観念で「臨床心理士」になりたいとばかり考えてましたが、
＞カウンセラーにもたくさんの種類があることに気づきました。

この気づきはとても重要であると思いますので、以下に実例を挙げます。

・病院
精神科に求人が集中していると思われがちです。多いのは事実ですし、精神科に興味を持っている人間も多いのも事実です。
しかし、総合病院での心理職は、身体疾患やがんカウンセリング、身体障害についての深い知識も求められ、そういうニーズも増えています。リハビリテーション病院と、精神科の病院での心理職の業務は、かなり趣を異にしていますね。

ちなみに、リハビリテーション医学会では、加盟病院の調査で、

・心理担当職を雇いたいと考えている病院は多い
・でも実際に雇ってる病院は少ない

理由
・予算がつかない
・適切な人材がいない（ありていにいえば使えるやつ少ない）
・不採算すぎてムリ

などの残念すぎる調査結果が発表されています。カウンセリングしか興味がない、他職員とチームで動かない、そもそも話が通じない……そんな人材ならいらね、ということです。

・学校
公立中学校や公立高校にはスクールカウンセラー事業があり、先般、私立系のモデル事業の募集がありました。

各都道府県の臨床心理士会でまとめることも多いのですが、ただ、毎日学校で働くという求人ではないので、これだけで食べていくのは無理です。現在、臨床心理士の中にあまりにも発達に詳しくない人間がいるので、臨床発達心理士に求人を出す、ということも増えています。

新人も多く、おまけに職場定着率もかなり低いので、実効性について疑問が出されることもありますので、研修などはかなり行われています。

・福祉関係
児童相談所／教育相談所／女性相談所／障害者更生施設などの生活支援員や、心理職で働いている人がいます。児童相談所や教育相談所の求人は、かなり見ます。福祉業界は給与水準が低いので、心理職に限らず職場定着率が低い業界ではあります。

体力勝負のところもありあすが、病院と違って地域生活に密着しますので、臨床の最前線ともいえます。大変ですが、やりがいのある職場です。

・司法
刑務所や鑑別所、県警などで働いている人もいます。プロファイリングとかではありません。犯罪被害者のカウンセリングや、犯罪者のカウンセリングなどです。同様に、矯正施設で働いている人もいます。ごっつい大変ですが、やりがいのある職場です。

もちろん、他にもあるし、探せばいろんな業種があります。仕事がナイナイといっている人もいますが、机に座ってボケーっと待っている人間のところに、チャンスはきません。そして、人間関係をちゃんとできる人を、どんなところでも雇いたいと思います。厳しいことを言いますが、使えない人間は、当然のように淘汰されます。

一般論をいうならば、まず恩師や先輩に聞こう、そうして人脈を作ったりリサーチをしていく能力を磨くのが、臨床心理士にとって非常に大事な能力ですよ、と思います。勉強会、研究会、学会に出たり、ボランティアに行ったりして、人脈って作るものです。

いつからやればいいと思いますか？

それは、今からです。実績も何もない学生だから、やるのです。

頑張ってください。