理学療法士も柔道整復師もレベル的にはほぼ同じです。 解剖学や生理学なども両者とも履修します。 現在の柔道整復師は基本は整形外科学に近いです。 整形外科が少ないころ、整形外科の代わりになるよう小整形外科のような形で保険が使えるようになっていました。 理学療法士はリハビリの専門家の1職種で、おもに運動の基本動作などのリハビリを行います。 たとえば脳の障害などで半身マヒなどになったひとのリハビリをします。 応用範囲は広く、呼吸リハや小児リハなどの専門分野もあります。 理学療法士は医師の指示箋にしたがって、リハビリを行います。ですから、独立開業権はありません。 柔道整復は町にある整骨院、接骨院の先生です。昔でいう骨接ぎです。 骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷などを診ることができます。但し、骨折、脱臼は医師の同意が必要です。(応急処置は同意なしでも施術可能です) 現在は、柔道整復師と鍼灸師など他の資格も併せ持つ形態が多く見られます。 また、理学療法士が柔道整復師の免許を取得する場合も最近ではよく聞きます。 (リハビリ経験を生かした整骨院を開いたりします。) 現在は複合的に資格を取得する方も多いのでパターンは色々です。 ちなみに私が学生だったころは、3分の一は何らかの資格者でした。1割は理学療法士でした。 給料は理学療法士のほうがいいでしょう。ただし、飽和状態になりつつあり、以前に比べるとかなり安くなってしまいました。 柔道整復師は、開業すれば、それなりに収入はありますが、雇用されている間は、安いです。 将来性は現在のところ、理学療法士のほうが、安定はしています。ただ、柔道整復もどんどん道は開けてきていますし、複合化が進むとかなり様相は変わってくるはずですので、なんともいえません。 将来、サラリーマン的に仕事をしていくなら理学療法士がベターでしょう
柔道整復師は狭義の医療従事者には含まれません。代替医療の分野です。 理学療法士は医療従事者です。 具体的に違うところは、自分で調べてください。 少なくとも理学療法士は医師や看護師から一目置かれており解剖学の知識は医師のそれに匹敵するものであり、科学的根拠に基づく知識をもってリハビリのプログラムを計画します。
柔道整復師は俗に言う「骨接ぎ」です。骨折、脱臼、捻挫、挫傷など急性外傷の応急処置、施術、後療(リハビリ)を業とする医療従事者です。開業権があり、街中で見る「接骨院」、「整骨院」は柔道整復師の施術所です。 理学療法士はリハビリのスペシャリストで医師の指示のもと病気やけがが原因で体に障害を負った患者さんの社会復帰を目的として運動療法、電気療法などを用いてリハビリをする医療従事者のことです。しかし、柔道整復師のように患者さんに施術、治療行為はできません。 国家試験レベルではPTの方が難易度は高くステイタスはあると思います。 ちなみに私は開業している柔道整復師です。
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