生産技術科というのは、一言で言いますと、さまざまな生産機械の設計技術や加工技術を身につける学科です。 これに対し、制御技術科というのは、機械の基礎的なしくみや機械を動かすための電子回路やコンピュータプログラミングなどについて学ぶ学科です。 もちろん、制御技術科でも機械設計や機械加工について学びますが、授業全体のジャンルとしてはもっと幅広いものになります。 生産技術科で学ぶ内容は、製造業の根幹となる技術であり、この業種の企業も非常に多いですので、一般的に求人は多いです。現に中国職業能力開発大学校のHPを見ても、この学科の求人が一番多いですね。もちろん不況下での影響は当然ありますので、相対的に、ということですが。 制御技術科も比較的求人が多い学科になります。同大学校のHPでも生産技術科に次いで2番目に求人が多いですね。製造業の企業からの求人でも、生産技術科と制御技術科の両方からの応募が可能な求人パターンも多いです。やはり設計や加工ができる技術者だけでは会社が成り立たないので、大元の機械のしくみや制御技術についてよくわかっている人間も必要なのは言うまでもないでしょう。 しかし、企業に入った後は、さまざまな業務・研修を経験しながら成長していくことが求められますので、この両者の卒業学科区分にこだわりすぎることはあまり意味がありません。 両方とも就職に強い学科ですので、あとは、機械加工技術をより高いレベルにしあげたいと思うのなら生産技術科、電子回路やコンピュータプログラミングなど幅広い技術にも関心があるのなら制御技術科、ということがよいのではないでしょうか。
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