教えて!しごとの先生
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20代後半(既婚者)。プロの通訳者になりたいと思ってます。英語の専門学校卒です。地方在住です。①年齢的にプロとして可能性…

20代後半(既婚者)。プロの通訳者になりたいと思ってます。英語の専門学校卒です。地方在住です。①年齢的にプロとして可能性はありますか?英語力を高める目的で英検、TOEIC受けています。分野はまだ決めてませんが、医療、芸術の通訳に興味があります。しかし今までしっかりとその分野で働いたことがありません。通訳となれば、英検一級、TOEIC900点レベルではまだまだと分かります。ちなみに今英検準一級の勉強中です。プロとして働けるには、ただ英語話せます。…以外にその分野の幅広い知識が必要だと思うんですが,今住んでいるところは(地方在住)通訳者を育てる学校がありません。②やはり通訳専門学校もしくは大学に通わないと厳しいですか? 県外にでるお金と学校に通うお金も今はないので,今出来ることと言えば、働いてお金を貯めて、県外の学校に通えるようにすることと、日々英語力をあげることかなと思ったんですが、③プロとして英語力をあげるには毎日どんな勉強したらよいですか?興味がある医療系の海外ドラマ見たりすることですかね? 結婚しているので地方から県外(主要都市)に就職として出ていくのは厳しいですが、④地方で活躍する可能性はあるのかなと思っています。⑤通訳者になるには、英語力の土台に専門性ですか?それとも、専門性の土台に英語力ですか? 以上、5つの質問です。色々質問が多くまとまっていない文面で申し訳ないのですが、プロと活躍されている方、もしくは今プロを目指して勉強されている方がいらっしゃいましたら、何卒ご意見お聞かせ下さい。お願いいたします。

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    現役の通訳者です。 字数制限の関係ですべてをお伝えできないですが、できる範囲でわかりやすくご説明したいと思います。 ① 年齢的に無理ということはありません。 社内通訳者を目指す場合は30歳とか35歳という年齢制限がある場合もあるので、通訳者としてデビューした時点で年齢が30代になっていれば社内通訳者として一から勤めるのは厳しいかもしれません。 それ以外のフリー/派遣通訳者としてなら、まだまだ若いくらいです。 ② 通訳者にとって、どこの大学を出るかということはさして重要でありません。 社内通訳者の場合は企業から直接雇用されるという特質上、どうしても学歴や年齢や職歴といった項目が重要視されるのも致し方ありません。 ですが、組織に属さず自分の実力一本で通訳者として生きていこうと思えば、頼りになるのは実力と人脈です。 極端な話、東大を首席で卒業していても通訳者として最低限通用するだけの技術が伴っていなければ、スタートラインに立つことすら許されません。 ③ どのような勉強をすれば良いかは、どれだけの費用・時間と言った物理的な犠牲に耐えられるかといったレベルが人それぞれ違うので、質問者様のプライベートを知らない以上は安易なアドバイスはできません。 できるだけ避けたら良いと思うのは、駅前留学と語学留学ですね。 駅前留学については日本語を碌に理解できない外国人講師でミーハーな日本人生徒を釣るというスタイルですから、期待はしないほうが賢明です。 語学留学についても結局多額の借金が残っただけというケースが大変多く、そのようなリスクを冒してまで語学留学する必要性が私には感じられません。 ある程度の費用と時間を割けるのであれば、日本人が講師を勤める信頼できる語学学校で学ぶことが有効です。 それが難しい場合は独学になりますが、語学に関しては独学でも何ら問題ありません。 ④ 地方と言ってもどちらにお住まいかはわからないのですが、東京や大阪などの都市部に比べると依頼量自体が少ないのが実情です。 ですが、技術者が都心部に集中するのも事実です。 数ある仕事を多くの技術者で奪い合えば必然的にひとりひとりに行き渡るパイは少なくなりますが、数少ない仕事を少数の技術者で奪い合えば場合によっては前者に比べてひとりひとりに行き渡るパイが同じあるいは多少多いということもあり得るわけです。 地方でもたとえば**町とか**村規模で依頼を獲得することが困難であっても、県庁所在地などの地方都市に出ればある程度安定した一定量のお仕事は必ずあるはずです。 ⑤ これは説明が難しいのですが… 通訳者にとって必要なのは、 ・英語力 ・母語能力 ・一般教養 ・専門知識 です。 これらひとつが欠けてもいけませんし、どれかひとつが特出しているので後はお粗末でもそれで良いというわけでもありません。 それらのすべてがピラミッドの頂点のさらに頭頂部分に位置する程度の実力を有していないといけませんし、これでも通訳者としてスタートラインに立つことが許されるだけのあくまでも必要最低限のレベルです。 どれかひとつの項目を土台にして他の項目がなりたっているのではなくて、これら四本の柱がすべて等しい存在の土台なのです。 質問者様は既婚者とのことですが、失礼ながら主に家計を支えていらっしゃいますか? 主婦(夫)の方であれば比較的ハードルは低いのですが、質問者様が主に家計を支えておられる立場の方であれば通訳者として駆け出しの間は収入が安定しない分、何かしら副業を持つ必要が出てくると思います。 その間奥様(もしくはご主人)にも協力してもらい、家計を支えてもらうなど、夫婦で一丸となって頑張る必要が出てきます。 配偶者の協力・援助はいただけますか? もし配偶者から何の協力や援助が得られない場合は道がさらに険しくなりますが、ですが不可能というわけではありません。 養成中は昼は会社・夜はスクールという方も珍しくなく、問題は通訳者として依頼をいただけるようになってから副業と本業をどう線引きするか…です。 最初はいきなりフリーで活躍することができませんから、通訳派遣会社のお世話になって必要な時に必要な時だけ日給いくら・時給いくらという契約で依頼を受けます。 単価は3万円とか5万円と高いものの「必要な時だけ」の依頼にとどまるため、最初は経済的に安定しません。 固定費を締め、家族の協力を得、また質問者様ご自身もできるだけ副業を持って依頼をこなしながら家計にあいた穴を補てんすべく頑張らないと、通訳者になる過程よりも通訳者として生きていくほうがよほど難しいかと思われます。 決して平坦な道ではないですが、どうぞ頑張ってください。

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