その他有価証券は、途中で売る可能性もあるし満期まで持つ可能性もあります。 で、売却する可能性があるものは時価評価しないといけないわけですが、洗替法でないと未来の貸借対照表にとんでもないことが起こります。 「その他有価証券評価差額金」はご存知、B/S純資産項目なわけですが、これを期末に計上したまま翌期に再振替してゼロクリアしないと、その差額金が将来残り続けてしまいます。 2年前に買ったその他有価証券を、切放法で差額金を処理して当期に売りました。売却した該当のその他有価証券はもうありません。では、今残っている「その他有価証券評価差額金って何?もうないから消すこともできない」という事態が発生します。だから洗替が強制適用されるのです。
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