自社養成パイロット採用後でも、すぐに訓練に入るのではなく、少し地上職を経験させられるようですが、この狙いは何ですか？

Question

自社養成パイロット採用後でも、すぐに訓練に入るのではなく、少し地上職を経験させられるようですが、この狙いは何ですか？あとそれに遥か昔は（それこそ自社ですらなく海外委託で育ててもらう時代）アメリカに行っての訓練で８ヶ月ほどで（それこそ、朝昼晩と飛んでる感じの訓練）ズブの素人から一人前に促成栽培したようですが、現在では、何故ゆっくりめな育て方なんですか？

Answer 1

かなり以前にはパイロット訓練生は地上職経験などは行っていませんでしたが
1970年頃に航空業界が不況になり採用したパイロット訓練生の訓練を続けても
それ程のパイロットが必要無いと言う事になりました。
その時にしばらくの間地上職として働かせたのですがその時の職場での評判が
良かった事と地上の仕事を知らないでパイロットに成り威張り散らしていた
パイロットが多かったためにそうした制度になった様です。
自社養成訓練生は以前はアメリカのどこかの空港で1年程度みっちりと
座学や飛行訓練を行って全ての訓練を行っていましたが今では色々な国へ
行ってそれぞれの訓練が行われています。
以前のような訓練でも不具合が有った訳では有りませんのでなぜ変わって
しまったのかは分かりません。
航空局からの指導が有った可能性も有ります。